六夜目無事終わりました – メンデルスゾーンのオラトリオ「聖パウロ」

オーケストラ夢十夜の第6回公演に出演しました。

1回目から4回目は各作曲家のレクイエム、去年の第5回はカンタータ(オルフ「カルミナ・ブラーナ」)でした。第6回はメンデルスゾーンが作曲したオラトリオ、聖パウロです。

オーケストラ夢十夜 第6回演奏会 チラシ
オーケストラ夢十夜 第6回演奏会 チラシ

オーケストラ夢十夜 第6回演奏会

曲目
メンデルスゾーン オラトリオ「パウロ」
指揮
末永 隆一
独唱
大隅 智佳子(ソプラノ)
新宮 由理(メゾソプラノ)
新海 康仁(テノール)
小林 昭裕(バリトン)
金沢 平(バス・バリトン)
合唱
夢十夜合唱団
(合唱指揮 小林 昭裕)
日時
2013年9月15日(日) 12時50分開場 13時30分開演予定
場所
横浜みなとみらいホール 大ホール
座席
全席自由席(1,000円)

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今注目のスマートウォッチは、WRISTOMOの生まれ変わりか

サムスン電子が、腕時計型端末「GALAXY Gear」を発表したそうだ。他のGALAXYスマホ・タブレットと通信連携して、音楽を聞いたり電話をかけたり、LINEのメッセージを表示できたりするらしい。

このような端末を「スマートウォッチ」と言うらしい。今まで詳しく知らなかったのだけれど、同日にクアルコムもスマートウォッチを発表している。以前からソニー・SmartWatchが発売されており、グーグルがスマートウォッチの会社を買収していたり、iWatchのための特許をアップルが申請しているなど、急速に注目を集めている製品だそうです。

こういった記事から、私はかつて存在した腕時計型端末の事を思い出しました。2003年に発表されちょっとした話題となった端末――電話と通信が可能な、セイコーインスツル製PHS、WRISTOMOです。

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それでも「ガッチャマン クラウズ」は「ガッチャマン」である

実写映画「ガッチャマン」が色んな所で不評を買っているのを尻目に、33年ぶりのTVアニメシリーズとなる「ガッチャマン クラウズ」が、このところジワジワと話題になっている。一部ではこのアニメを評することを「クラウズ論壇」と言ったりするとかしないとか。

日テレオンデマンドにて一週間無料で公開されていたので、この機会に見なおした方も居るのではないでしょうか。斯くいう自分も昨日までに、最新話まで視聴して、このアニメの面白さに衝撃を受けました。

どのぐらい衝撃だったかというと、今期視聴を継続してる「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」「〈物語〉シリーズセカンドシーズン」「ローゼンメイデン」「ダンガンロンパ The Animation」「劇場版 空の境界」「サーバントxサービス」「たまゆら-もあぐれっしぶ-」「銀の匙」「進撃の巨人」の感想がすっ飛んでしまうぐらい。あ、進撃の巨人は目が離せない状態が続いてますが。しかしそのぐらいの面白さ、自分的には「魔法少女まどか☆マギカ」以来の衝撃です。

このアニメの魅力については、上記サイトの内容に任せるとして。このアニメでよく言われるのが、「ガッチャマンとついているが、今までのガッチャマンじゃない」という指摘。確かに同じガッチャマンを期待して見始めると、そのテーマやデザインの違いに驚かされるかもしれません。

ただ、私は敢えて言いたいです。コンセプトの違いはあれども、これは2013年のガッチャマンなのだと。

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「あちら」を理解するには「こちら」が目線を落とさねば

ローソンとかバーガーキングの従業員が冷蔵庫に入ったり、丸源ラーメンの従業員がソーセージを加えたり、まあとにかく最近になってあちらこちらからバカをやる人が晒されて会社が謝罪して、というニュースが多いですね。

それ自体については、まあ「バカだなあ」ぐらいにしか感想が出ないのですが、それについて言及しているブログを読んで、ふと思いついたので一つ記事を書きます。

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「歓喜の歌」は、「苦悶の演奏」で出来ていた – WS#5

「ベートーヴェンは、『俺がこれだけ苦しんでいるんだ、こんな譜面の難しさなんて小さいもんだ!』と思って曲を書いている」ということを、どこぞの指揮者に言われたことがあります。

自分は非常に納得しました。誰もが知っている「歓喜の歌」――ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調作品125。その中身は、どこをとっても素晴らしい音楽で、しかしどこをとっても難しい楽譜で、こんな曲を書いたベートーヴェンは、よっぽどの偏屈か変態か天才なんだろうと思います。

まあ何はともあれ、ヴァールシャインリヒ・シンフォニカー第5回演奏会、無事に終了いたしました。

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7/28みなとみらいの第九、ほか夏秋シーズンの本番

4月6日にダブルヘッダーでの本番というアホのようなことをしてから早3ヶ月、次の本番が近づいて参りました。そして7月から10月にかけて、毎月1つ以上の本番があります。ここらで一つ、宣伝と整理を兼ねて列挙いたします。

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ハウステンボスが導入しようとしている「磁力発電」、これは永久機関なのか?

職場で回覧している購読誌の中で、気になる記事を見つけました。日経BP社が発行する建築総合情報誌「日経アーキテクチュア」の2013年6月10日号、「進化に挑むハウステンボス – 「HIS澤田流」スマートハウスにみる未来都市への布石」という4ページの特集です。

スマートハウス――省エネだけでなく、発電・蓄電設備を家屋自体が所有することで、家の消費するエネルギーを少なくする、という試みは他でも多く行われています。それを観光地に隣接する場所に建て、ロー・コスト・ホテルとして売り出す、という取り組みはおそらく初めてのことなので、その着目点は素晴らしい、と思います。

問題はこのスマートハウスに、「磁力発電」という、何やら聞いたことのないエネルギー装置が設置されていること、そして「実用化に初挑戦」と題打って結構本格的に取り組もうとしている点です。

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