あの楽器はなんだ!?

[ファゴットのボーカル・リード]あのボーカルとリード、ファゴットか?

[トロンボーンのスライド・ベル]いや、あのスライドは、トロンボーンか??

違う、トロンブーンだ!

[トロンブーン]

トロンブーンとは、写真の通り、ファゴットのリードをトロンボーンに取り付けた(一応リードから音を出しているので、)木管楽器で、 名前の由来は勿論trombone + bassoonです。Wikipeidia曰くコミカルな音がするのですが、聞けたもんじゃありません。練習すればもっと良い音出るんでしょうか、やりたくありませんけど。

しかもこの楽器をオーケストラに登場させようとした人物がいます。J. S. バッハの21番目の息子であるP. D. Q. バッハ(1807年 – 1742年?)で、「Serenude S. 36-24-36」という局で使われているようです。 長い間音楽史から忘れ去られていたこの人も、南ノースダコタ大学のピーター・シックリー教授によって世間の日の目を見ることとなりました。聞いてみたいですね、このセレヌードって曲。

・・・とP. D. Q. バッハについて書きましたが、J. S. バッハの21番目の息子は存在しません。これはシックリー教授が作曲した冗談音楽を発表する際に使用した偽名なんです。以下のページを見るとその面白さがもっと分かるかと思います。

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