9月3日は第9回となるオーケストラ夢十夜の演奏会で、私もファゴット2ndとして出演してきました。
オーケストラ夢十夜 第9回演奏会
- 日時
- 2016年9月3日(土) 17:20開場 18:00開演
- 会場
- 横浜みなとみらいホール 大ホール
- 曲目
- ジュゼッペ・ヴェルディ/レクイエム
- 指揮
- 末永隆一
- 管弦楽
- オーケストラ夢十夜
- 合唱
- 夢十夜合唱団(OAP合唱団)
- 合唱指揮・指導
- 新海康仁・横山慎吾
- 独唱
- ソプラノ:大隅智佳子
- アルト:新宮由理
- テノール:内山信吾
- バリトン:小林昭裕
- 入場料
- 全席自由 2,000円
オーケストラ夢十夜としてヴェルレクは2回目ですが、私がこの曲を演奏するのは初めて。
昨年の段階ではファゴットは4人必要で、曲の中でも大きな役割を担っている、油断が全くできない曲
と考えておりましたが、まあなんとかなりました。4人もいると一人あたりのプレッシャーが減ったのかも。勿論簡単な曲ではなかったのですが、ファゴットは1stと比べ2nd以下の負荷が少なく、また実は2ndより3rdが目立つ部分が時折あり、気楽に演奏に臨むことが出来ました。そもそも昨年のカルメンはレチタティーヴォが多くありましたが、ヴェルレクはそこまで独唱との掛け合いが難しい場面は無かったのではないか、と思います。
数少ない2ndファゴットの見せ場は第3曲「Offœrtorium(奉献唱)」のアレグロの入り、テノール独唱とファゴット2nd・4thしかいないという場面。ホールでリハーサルしたところ、テノールはおろか4thファゴットの音さえ聞こえず非常に不安でしたが、後で周りに確認したところ合っていたようなので、まあ多分上手く行ったのでしょう。舞台上では今までと音の聞こえ方が違うとは知ってはいましたが、それでも緊張する場面でした。
その他、第7曲「Libera Me(我を救い給え)」での「Dies iræ(怒りの日)」再現部でテンポがガクッと変わったところにビックリしたりなどしましたが、全体的にはうまく行った演奏会なのじゃないかと思います。
残念なのは、集客が523名と前回に比べ6割弱ほどだったこと。もっと多くの人に聞いてもらいたい演奏だったな、と悔やまれるところです。
さて。とにかく第9回を無事に終えたオーケストラ夢十夜ですが、今回のパンフレットに第10回演奏会のお知らせは載っていません。「ホールがまだ確保できない」とか「曲目が決定してない」ということではなく、オーケストラ夢十夜の今後の予定が本当に決まっていないのです。
“第10回演奏会の予告はパンフレットに載っていない – オーケストラ夢十夜第9回演奏会を終えて (2016.09.17追記あり)” の続きを読む