日本フィルの定期を聴いた後、そのまま銀座線と京王井の頭線を乗り継いで吉祥寺駅へ、バスで武蔵野市民文化会館へ行きました。東工大オケの春定です。
東京工業大学管弦楽団 第144回定期演奏会
- 日時
- 2011年5月21日(土) 開場 17:30 開演 18:00
- 会場
- 武蔵野市民文化会館 大ホール
- 曲目
- ワーグナー/歌劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』前奏曲
- シューマン/序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52
- ブラームス/交響曲第3番ヘ長調 作品90
- アンコール:バッハ/「主よ、人の望みの喜びよ」(『心と口と行いと生活で』BWV147、「イエスこそわが喜び」オーケストラ編曲)
- 指揮
- 末永 隆一
- 公式サイト
- 東京工業大学管弦楽団
武蔵野市民文化会館は自分が東工大オケにいた頃には使っていなかったのですが、実は以前に10回も利用したことがある、馴染みの深い(らしい)ホールなのです。都心からそんなに遠くなく、エントランスも広々として綺麗ですし、音の響きも良いホールですね。
マイスタージンガーは自分も演奏したことがありましたので楽しんで聴くことが出来ました。シューマンは初めて聞く曲ですが、どのパートも楽しそうで良い曲ですね。
ブラームスの交響曲は、自分が現役で演奏した2番以来ですね。流石はメインということで力が入っていたのか、良い演奏だったと思います。弦セクションが全体的にまとまっていましたし、木管もよく聞こえました。何よりブラームスの交響曲でも一番の難曲とされる第3番をよく演奏したと思います。
今年は特に東日本大震災に伴う停電の影響を避けるためにゴールデンウィークを返上したことで、合宿が2泊3日しか出来なかったと聞きました。それだけ練習する時間を削られ、しかも本番の日も土曜なのに授業が入ってしまうというタイトなスケジュール、学生の皆さんは授業を休むかリハーサルを休むかという選択をせざるを得なかったと思います。本当にお疲れ様です。
しかしあれか、曲が終わって各パートが立たされるときに、ファゴット2ndが間違って立ってしまったのには笑ってしまいました。いや、可笑しいから笑ったのではなく、自分が4年前にしてしまったミスを後輩が犯してしまったのに、ね:-)。