アニメを見ない人こそ、「あの花」を視てほしい

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半年ほどの記事で、最近の自分はアニメをそこそこ視聴していることを話題に出しました。

自分が2011年より前まで、アニメを視て来なかった理由は、カメラ目線(つまり主人公目線)で満面の笑顔が、しばらくの時間画面を占拠するのが、気恥ずかしくて堪らなくなり、視ていられなくなるからです。それと「そんなに上手くストーリー展開するわけないだろ…」というようなご都合主義も、なんとなく受け入れられないのです。同じような理由で、(実写の)トレンディードラマもあまり視ていませんでした。

可愛い人や動物やモノは嫌いではないんですが、それがずっと続くと、胸焼けのように嫌悪感が生まれてしまうのです。甘いモノが好きだからと言って、角砂糖をバリボリ食べるのは嫌だ、という感じ、といえば伝わるでしょうか。

そんな甘ったるい展開が苦手な私が好きになった作品が、「あの花の名前を僕達はまだ知らない。」、通称「あの花」です。

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東工大オケの「運命」聴いて来た

東京工業大学管弦楽団 第148回定期演奏会

日時
2013年5月18日(土) 開演18:00
会場
練馬文化センター 大ホール
指揮
末永隆一
曲目
ブラームス / 悲劇的序曲
ビゼー(ホフマン編曲) / 歌劇『カルメン』 第1組曲・第2組曲
ベートーヴェン / 交響曲第5番
アンコール:ベートーヴェン / トルコ行進曲

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音楽と美術の融合、していたか…? 「熱狂の日」2013

先日の記事にも書いたとおり那須に転勤になった私です。荷解きをしたり生活に必要な物品を購入したりで、新居にいなければいけない時間が多かったので、ゴールデンウィークに旅行の予定などを入れることができませんでした。

しかし連休中、本当に何もしないのはちょいと悲しいよね、ってことで、5月4日は那須野が原博物館に行き、バスに乗って塩原温泉郷で温泉に浸かり、市営バスで山を超えて、野岩鉄道の上三依塩原温泉口駅から区間快速に乗って東武線を乗り通し、夜の東京国際フォーラムまで移動しました。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」の最後の公演を聴くためです。

@yaru_yara_call クラシック音楽の祭典、ラ・フォル・ジュルネ!... on Twitpic

「熱狂の日」音楽祭2013 公演番号:216

会場
東京国際フォーラム ホールA ボードレール
日時
2013年5月4日(土) 21:15 – 22:00
曲目
デュカス / 交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』
ラヴェル / 左手のためのピアノ協奏曲
ラヴェル / ボレロ
指揮
ジャン=ジャック・カントロフ
演奏
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ピアノ独奏
ボリス・ベレゾフスキー
ライブ・ドローイング
マリウシュ・ヴィルチンスキ
公演情報

ダンス用作品で最も有名と言える「ボレロ」左手のみで演奏する協奏曲もラヴェルの傑作 ポーランドのイラストレーターによるライブ・ドローイングも

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那須野が原博物館に行ってきた

5月から那須塩原市に転勤する事となり、先日西那須野に引越しました。西那須野の街は駅前にコンビニも無いぐらいの小さな街ではありますが、ちょっと足を伸ばして奥州街道沿いを歩けば、コンビニは勿論ファストフードやホームセンターに電器店など、一通り退く生活に必要なものは揃えられることが出来ます。

那須野が原博物館
那須野が原博物館

それらの店舗がある奥州街道よりさらに西、西那須野駅から伸びるメインストリート・湯の香ライン(市道塩原街道線、バイパスができるまでは国道400号)沿いに、那須塩原市 那須野が原博物館はあります。散策したついでに、この博物館を見学してきました。

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2つの楽器で、2つの演奏会―ヒネモス・ワル響のダブルヘッダーで出演しました

コントラファゴットとファゴット
コントラファゴットとファゴット

去る4月6日、私は以下の2つの演奏会に出演してきました。

Hynemos Wind Orchestra 第5回定期演奏会 チラシ 第2版
Hynemos Wind Orchestra 第5回定期演奏会 チラシ 第2版

Hynemos Wind Orchestra 第5回定期演奏会

日時
2013年4月6日(土) 14:00開演(13:30開場)
会場
ルネこだいら 中ホール
入場料
無料
曲目
フィリップ・スパーク / ジュビリー序曲
アルフレッド・リード / グリーンスリーヴス
グスターヴ・ホルスト / 吹奏楽のための第二組曲 作品28b
ウィリアム・ウォルトン / 戴冠式行進曲『王冠』
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ / 吹奏楽のための変奏曲
パーシー・グレインジャー / コロニアル・ソング
パーシー・グレインジャー / 組曲『リンカーンシャーの花束
アンコール : レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ / イギリス民謡組曲 第2曲「間奏曲「私の素敵な人」」
アンコール : ジョン・フィリップ・スーザ / 行進曲「雷神」
公式サイト
Hynemos Wind Orchestra | ヒネモス・ウインド・オーケストラ

オーケストラコンサート『ワルプルギスの夜の夢』

日時
2013年4月6日(土) 17:30開演(17:00開場)
会場
いちょうホール (八王子市芸術文化会館) 大ホール
指揮
志村健一
演奏
交響楽団「ワルプルギスの夜」
司会
やよいさん

曲目
第1部〈はじまりのメロディー〉

  • シークレット:梶浦由記 / Magia (編曲 : tayannu)
  • 原曲作曲 : 梶浦由記 | 構成 : THE SAME / 交響組曲『魔法少女まどか☆マギカ』
    • 第1曲「夢」 Signum malum 〜 Sis puella magica! 〜 Signum malum (編曲 : 萬田宮)
    • 第2曲「魔法」 Salve, terrae magicae (編曲 : 萬田宮)
    • 第3曲「巴マミ」 Gradus prohibitus 〜 Credens justitiam (編曲 : RIORU)
    • 第4曲「日常」 Scaena felix 〜 Postmeridie 〜 Desiderium 〜 Amicae carae meae 〜 Clementia 〜 Scaena felix (編曲 : ば柏駅長)
    • 第5曲「魔女」 Umbra nigra 〜 Venari strigas 〜 Agmen clientum (編曲 : 萬田宮)
    • 第6曲「佐倉杏子」 Anima mala 〜 Confessio (編曲 : Souhei Kano)
    • 第7曲「美樹さやか」 Conturbatio 〜 Decretum (編曲 : RIORU)
  • シークレット : セルゲイ・ラフマニノフヴォカリーズ 作品34 第14番 嬰ハ短調
第2部〈永遠のハーモニー〉

  • シークレット : クロード・ドビュッシー / 前奏曲 第1巻 第8曲亜麻色の髪の乙女
  • 原曲作曲 : 梶浦由記 | 構成 : THE SAME / 交響組曲『魔法少女まどか☆マギカ』
    • 第8曲「心」 Cor destructum 〜 Incretus 〜 Serena ira 〜 Pugna infinitia (編曲 : Souhei Kano)
    • 第9曲「饗宴」 Symposium magarum (編曲 : 萬田宮)
    • 第10曲「対話――なぜ?」 Quamobrem? (編曲 : ば柏駅長)
    • 第11曲「対決」 Pugna cum maga 〜 Numquam vincar (編曲 : たけぞう (TOMAS music labo.))
    • 第12曲「暁美ほむら」 Inevitabilis 〜 Puella in somnio 〜 Inevitabilis (編曲 : 萬田宮)
    • 第13曲「ワルプルギスの夜」 Terror adhaerens 〜 Surgam identidem 〜 Nux Walpurgis (編曲 : 萬田宮)
    • 第14曲「鹿目まどか」 Sagitta luminis 〜 Cubilulum album 〜 Sagitta luminis (編曲 : ば柏駅長)
    • 第15曲「思い出」 Taenia memoriae 〜 Pergo pugnare (編曲 : たけぞう (TOMAS music labo.))
  • シークレット : ヨハン・ゼバスティアン・バッハ | シャルル・グノー編曲 / アヴェ・マリア
  • アンコール : 渡辺翔 / コネクト (編曲 : tayannu)
  • アンコール : 梶浦由記 / Magia (編曲 : tayannu)
公式サイト
交響楽団「ワルプルギスの夜」

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上岡プロジェクトで、アルプスに登ってきた

3月30日は、オペラシティで上岡敏之氏による日本フィルハーモニー交響楽団のアルプス交響曲を聴いて来ました。

日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会 上岡敏之プロジェクト

日時
2013年3月29日 18:30開場 19:00開演
2013年3月30日 14:00開場 14:30開演
会場
(29日)杉並公会堂 大ホール
(30日)東京オペラシティ コンサートホール
曲目
マックス・ブルッフ / ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
(ヴァイオリン アンコール)リヒャルト・シュトラウス / ダフネ・エチュード
リヒャルト・シュトラウス / アルプス交響曲 作品64
指揮
上岡敏之
ヴァイオリン独奏
郷古廉

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オンディーヌ#45に出演しました

去る3月17日にフィリアホールで行われたオンディーヌ室内管弦楽団の第45回定期演奏会に出演しました。出演するのは2011年9月11日の第42回以来です。

オンディーヌ室内管弦楽団

日時
2013年3月17日(日) 13:30開場 14:00開演
場所
フィリアホール(青葉区民文化センター)
曲目
シューマン / 歌劇「ゲノヴェーヴァ」 Op.81 序曲
ゲーゼ / 交響曲第4番 変ロ長調 Op.20
メンデルスゾーン / 交響曲第5番 ニ長調(ニ短調) Op.107 「宗教改革
アンコール:グリーグ / 「2つの悲しき旋律」 Op.34より 2曲目「過ぎし春」
指揮
角田鋼亮
管弦楽
オンディーヌ室内管弦楽団 (Facebook ページ)

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b4logは2013年で10周年

b4log ロゴ
b4logロゴ、「since 2003」がちょっと誇らしく思える

b4logは、本日2013年2月11日、をもちまして開設から10周年となりました。これは2003年にinfoseek iswebのレンタルスペース内に立ち上げたウェブサイト「日本七生」から通算しての期間です。

日本七生 (2003-04-22)
2003年4月頃の「日本七生」ウェブサイトトップページ、コンテンツなんてないに等しかった
その当時はまだ高校一年生、HTMLをエディターでポチポチ打っていたころでした。その後、ブログが流行だったことと日記ぐらいしか主に更新しないことに気づき、レンタルサーバーにP_BLOGをインストールして2005年にブログに移行、2011年にWordPressに移行しました。

ものすごいネットで注目されているわけでもないし、最近は更新も滞りがちなb4logではありますが、曲がりにも十年一昔、それなりにウェブサイト運営を続けられてきました。そして、Geekなぺーじとかシロクマの屑籠とかとある青二才の斜方前進とか24時間残念営業とかで「ブログ論」とか語られるのがちょっと流行りらしい。

そこで私B4たかし、僭越ながらb4logの運営について、この10年を振り返ってみたいと思います。ただ、ブログ論とかそんな御大層なのは書けないので、あくまで運営方針というか、どんな心持ちで行なってきたか、ということを書いておこうと思います。

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2012年、b4logの記事にならなかったあれこれ

今年4月に就職してから、特に勤務地が現場に変わった7月中旬以降、自宅でPCに触れる機会が激減しました。TwitterやFacebookなどは通勤時間などにスマートフォンなどから更新できるのですが、ブログの更新は、自分としてはPCからしかできないのです。そのためこのb4logの更新も、最大で5ヶ月ほど間が開いてしまいました。

出演した演奏会や鑑賞した演奏会、身の回りに起きたことや特に印象深かったニュース他諸々をb4logにまとめて記録しておきたいのですが、遡って書き記すのは時間も手間もかかります。というわけで、かつての個人ニュースサイトのようにタイトルと感想という簡略化したスタイルで振り返って行きたいと思います。

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