あの時まで「科学技術を一般の人々に伝えるサイエンスコミュニケーターになって、原子力発電所の良さをもっと知ってもらおう!」ということを真剣に考えてもいた自分にとって、就活中に発生した東日本大震災、津波によって被災した福島第一原発の事故は非常にショッキングで、それまでの人生観をひっくり返すには十分であった。
8月の7日から15日までは、東工大の夏休み推奨期間です。
今さらかもしれませんが、今年から東京工業大学ではCO2削減のために、8月の12日から15日まで一斉休業します。
この期間は研究室のPCなどは勿論、実験装置なども極力電源を切ることになります。エレベータなども停まるため、建物によっては入館することすら困難になるかもしれません。
東工大 大岡山の生協第2食堂に、エコロジー&エコノミーな『「純水」自動販売機」が設置
東工大 本館地階にある生協の第2食堂に、『「純水」自動販売機』なるマシンが設置されていました。マイボトルを持参して機械にセットすると、おいしい水を補充してくれるそうです。約500mlのMサイズで30円、約350mlのSサイズで20円ですが、4月16日まではお試し期間で無料で使えるようです。
またこの機械の純水生成には逆浸透膜(RO)を使用しており、東工大発の技術が用いられているそうです。
東工大受験応援サイトなどを運営しているReitensan(0.3)さんからのタレコミで知りました、情報提供ありがとうございます。
大岡山北地区に建設予定の「エネルギー環境イノベーション棟」ってなんだ?
前回の記事の地図を眺めていたところ、あることに気づきました。
大岡山北1号館・北2号館の目の前に、「[未完]エネルギー環境イノベーション棟」とあります。自動車部車庫の目の前でもあり、このスペースには現在は自動車部のコースがあるはずなのですが・・・。
調べてみたところ、日刊工業新聞の記事が見つかりました。
東工大、環境・エネ関連の教員ら集約し全学横断組織立ち上げ
東京工業大学は約200人におよぶ環境・エネルギー関連の教員らを集め、研究の相乗効果を引き出す「環境エネルギー機構(仮称)」を11月に立ち上げる。東工大は太陽電池、燃料電池で過去10年の論文数が日本の研究機関でトップだが、研究者が部局・キャンパスに分散している。またこの分野は社会状況や資源価格でニーズが変動する。そのため、フレキシブルな全学横断組織で、産学連携や大学院生教育を進めるのが効果的と判断した。本拠地として新設する「エネルギー環境イノベーション棟」は、最新の太陽電池パネルで屋根・外壁全体を覆う。日本の理工系トップ大学を象徴する建物となりそうだ。
環境エネルギー機構は全学から材料、電気・電子、機械、バイオ、社会理工学など異分野の教員を集めるため、産学連携プロジェクトの提案や外部資金の獲得が進むとみられる。大学院生は大部屋で議論し、複数教員の指導を受け、効果的な人材育成が期待される。
(掲載日 2009年06月19日)
緑のgoo・gooホーム(SNS)・BLOGRANGER TG – gooも面白い
『goo? NTTの子会社なんて保守的でつまんないよね』なんて思ってるそこの君!そして『YahooやGoogleは使うけど、gooなんて使ったことないや』なんて言ってるそこの君!いや、どっちも自分のことなんですけどね。
「goo」はNTTコミュニケーションズ100%子会社のNTTレゾナントが運営するポータルサイトですが、検索だけでなく他では見られない実験的な試みもいくつか行っています。というわけでいくつか試してみました。
Recycle(再資源化)よりReuse(再利用)
無論、リデュース(Reduce, 減量)のほうが、大抵はリサイクル(Recyle, 再資源化)やリユース(Reuse)よりエコロジーなのですが。昨今は何でも「リサイクルといえば環境に優しいんだろ」的なエゴ的エコがまかり通っている気がします。
PETボトルをリサイクル
ペットボトルの場合も同じで、リサイクルよりリユースした方がずっと環境に良い・・・という文章を初めて見たのは、数年前の通販生活の記事だったと思う。また、先月末に放送されたフジテレビ系の番組「さんま・福沢のホンマでっか!?ニュース 激動の2007年総決算!! 気になるアノ真相全て教えまっせスペシャル!!」でも扱われ、出演者がかなり驚いていました。かなりテレビ的な演出をしていた感があるけれど、司会の明石家さんまの「来年までにそれがホンマかどうか調べてきますわ」と、自分で真偽を確かめる姿勢には良い印象を受けました。
で、どのくらい資源の無駄かと調べてみたら、月刊チャージャーの記事が見つかりました:
北京五輪はJOCだってやりたくない
以前に北京で五輪をボイコットするこれだけの理由という記事を書きました。/.に紹介されたりもしましたが、その続報的話題。
北京五輪で世界新はムリ!? JOCが報告 サンケイスポーツ
日本オリンピック委員会(JOC)が28日、都内に各競技団体の強化担当者を集めた会議で、五輪開幕まであと約1年に迫った北京での大気汚染や食の安全への懸念が相次いで報告された。
JOC情報医科学委員会の和久貴洋委員は、深刻な大気汚染で競技に影響が出て、「五輪では世界記録樹立は不可能」とする英国の専門家の予測を紹介。英国と豪州は五輪直前まで現地入りしないことを挙げ、中国の大気汚染対策も「功を奏するかわからない」と悲観的な見通しを示した。
北京で五輪をボイコットするこれだけの理由
人権問題 (中国政府によるダルフール虐殺の間接支援)
来年は北京オリンピックが行われますが、民間人を数十万人虐殺しているスーダン政府とその民兵組織を、中国政府が金銭や武器などで援助しているとして、各方面からボイコットの声が上がっているようです。
中国にとって「モスクワ五輪の悪夢」の源になりうるのはスーダンのダルフールだ。ここではスーダンのバシル独裁政権と政府が支援する民兵組織が過去数年間に民間人数十万人を虐殺している事実が暴露された。
国際人権組織「アムネスティ・インターナショナル」によると、中国は2005年だけで8300万ドル(約99億円)の武器をスーダンに輸出し、いまでは大統領官邸の建設請負説まで出ている。逆にスーダンの石油輸出の4分の3が中国向けだ。米下院の議員108人は「北京五輪ボイコット」を警告する書簡を中国の胡錦濤主席に送ったほか、映画監督のスピルバーグ氏ら芸術・文化人も中国のスーダン支援停止に立ち上がった。このままでは「ジェノサイド(虐殺)五輪になる」との批判や揶揄(やゆ)も広がっている。
これだけでもボイコットするだけの理由になりそうですが、他にもいろんな理由で中国でのオリンピックを取りやめて欲しいです。