#真田丸総評 2016年大河ドラマ『真田丸』はなぜ面白いと感じたか

今年一年掛けてNHKで放送された大河ドラマ『真田丸』、三谷幸喜脚本、堺雅人主演のこのドラマは、今まで幾度も描かれた戦国時代を対象としながら、新たな視点や斬新な演出で視聴者を湧かせ、SNSを(で?)盛り上げました。

真田丸がどうして面白かったか、というかどこが良かったか。色んな人が評しているとは思いますが、私なりに思うところもありまして(実は6月頃に「ここが面白いよ!」という記事を書こうと思って結局最終回まで来てしまった…)まとめ感想として書きたいと思います。

(この記事の中では人物の敬称を省略しています、予めご了承下さい。)

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シベ2 by 東工大オケ(6年ぶり) @ ミューザ川崎 聴いてきました

昨日は東工大オケの定期演奏会を聞きに、ミューザ川崎まで行ってきました。

東京工業大学管弦楽団 第155回定期演奏会

日時
2016年12月28日(水) 開場17:30 開演18:30
会場
ミューザ川崎シンフォニーホール 大ホール
指揮
末永隆一
曲目
E.フンパーディンク 歌劇『ヘンゼルとグレーテル』より「序曲」
P.I.チャイコフスキー バレエ音楽『くるみ割り人形』より抜粋
J.シベリウス 交響曲第2番
(アンコール)J.シベリウス カレリア組曲より 第3曲「行進曲風に」
料金
当日券 1,000円
前売り券 500円

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たんぽぽ#13 聴いてきました

昨日は午前中の他の場所での楽団の仕事が終了したので、船堀へ演奏会を聞きに行きました。

交響楽団たんぽぽ 第13回演奏会

日時
2016年12月25日(日) 開場13:00 開演13:30
会場
タワーホール船堀 大ホール
指揮
藤田淳平
曲目
ヘンデル / 「メサイア」 序曲
メンデルスゾーン / 交響曲第5番『宗教改革』
ショスタコーヴィチ / 交響曲第5番『革命』
(アンコール)リムスキー=コルサコフ / 『ロシアの復活祭』序曲
(アンコール)ルロイ・アンダーソン / 『そりすべり』

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「この世界の片隅に」を観て涙を流す理由が分からない

最初に断っておきますが、「涙を流」したのは自分自身であって、自分が泣いているその理由が、自分自身でもよく分からない、という自問自答から始まっているのがこの記事です。他者の感動を批判するエントリーではありません。

さて、件の「この世界の片隅に」、こうの史代原作の漫画を、片渕須直が脚本・監督、のん(本名:能年玲奈)が主演したアニメ映画が今年の11月12日に公開された。その内容は――と私が解説するよりも、NHKで特集されたダイジェストを見ていただくのが早いかもしれない。

1940年代、広島から呉に嫁いだ北條(旧姓 浦野)すずが主人公。戦時下では自由にモノも買えず、配給の食料もどんどん少なくなっていく。現代ニッポンから見れば悲惨な暮らしにも思えるけれども、すずはそんな暮らしを逞しく楽しみながら過ごしていく。

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似非科学は「科学」を装う限り批判されなければならない

木村すらいむ君のブログ「文脈をつなぐ」に9月16日に書かれた記事が、わりと多くの注目を浴びているようです。有り体に言えばちょっと炎上しています。

私がこの記事を見つけてブックマークしたのが10月14日と、記事公開から随分と日が経っている。私が見つけるのがたまたま遅かったか、もしくは誰かがピックアップして俄然注目を集める用になったのか、それはわからないけれども。

ブックマークコメントも批判的なものが多いほか、批判するエントリもいくつかあったようだ。

で、それを受けてか、それの続編エントリが数日前に公開されています。

(ていうか彼のブログ、「アナタドウ?」から「文脈をつなぐ」に変えていたんですね。文脈ねぇ、文脈…)

彼、木村君はブックマークコメントもある程度目を通した上で続編エントリを書いたようですが、どうも伝わっていないというか、数多くの批判で伝えたかったことが彼に伝わっているか疑問だったので、改めて「似非科学がなぜ批判されるのか」を、私なりの言葉で書いてみたいと思います。

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演奏会を作るのは、大変だけどやっぱり楽しい ―― THPO#14

10月8日は、私の所属する東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団(THPO)の第14回となる演奏会がありました。私が参加してから6回目、運営に参画してから2回目の演奏会です。

東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団 第14回演奏会 ファミリーコンサート 《動物だ! オルガンだ! サン=サーンスだ!!》

THPO第14回演奏会 チラシ
THPO第14回演奏会 チラシ
日時
2016年10月8日(土) 14:00開場 14:30開演
会場
新宿文化センター 大ホール
指揮
小松 拓人
曲目
カミーユ・サン=サーンスオペラ『サムソンとデリラ』作品47より 「バッカナール」
カミーユ・サン=サーンス組曲『動物の謝肉祭』
カミーユ・サン=サーンス交響曲第3番ハ短調作品78《オルガン付き》
アンコール : カミーユ・サン=サーンス/組曲『動物の謝肉祭』より 第14曲「終曲」(THPO編曲による拡大管弦楽版)
入場料
500円
60歳以上、15歳以下、新宿区民の方は無料(当日受付にて証明できるものをご提示下さい)
当日のチケット交換・販売は13:30から、上記の入場無料対象者へのチケット頒布もこの時刻からとなります。(ロビーの混雑状況により前倒しとなる可能性があります)

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第10回演奏会の予告はパンフレットに載っていない – オーケストラ夢十夜第9回演奏会を終えて (2016.09.17追記あり)

9月3日は第9回となるオーケストラ夢十夜の演奏会で、私もファゴット2ndとして出演してきました。

オーケストラ夢十夜 第9回演奏会 チラシ表
オーケストラ夢十夜 第9回演奏会 チラシ表

オーケストラ夢十夜 第9回演奏会

日時
2016年9月3日(土) 17:20開場 18:00開演
会場
横浜みなとみらいホール 大ホール
曲目
ジュゼッペ・ヴェルディ/レクイエム
指揮
末永隆一
管弦楽
オーケストラ夢十夜
合唱
夢十夜合唱団(OAP合唱団)
合唱指揮・指導
新海康仁・横山慎吾
独唱
ソプラノ:大隅智佳子
アルト:新宮由理
テノール:内山信吾
バリトン:小林昭裕
入場料
全席自由 2,000円
オーケストラ夢十夜 第9回演奏会 チラシ裏
オーケストラ夢十夜 第9回演奏会 チラシ裏

オーケストラ夢十夜としてヴェルレクは2回目ですが、私がこの曲を演奏するのは初めて。

昨年の段階ではファゴットは4人必要で、曲の中でも大きな役割を担っている、油断が全くできない曲と考えておりましたが、まあなんとかなりました。4人もいると一人あたりのプレッシャーが減ったのかも。勿論簡単な曲ではなかったのですが、ファゴットは1stと比べ2nd以下の負荷が少なく、また実は2ndより3rdが目立つ部分が時折あり、気楽に演奏に臨むことが出来ました。そもそも昨年のカルメンはレチタティーヴォが多くありましたが、ヴェルレクはそこまで独唱との掛け合いが難しい場面は無かったのではないか、と思います。

数少ない2ndファゴットの見せ場は第3曲「Offœrtorium(奉献唱)」のアレグロの入り、テノール独唱とファゴット2nd・4thしかいないという場面。ホールでリハーサルしたところ、テノールはおろか4thファゴットの音さえ聞こえず非常に不安でしたが、後で周りに確認したところ合っていたようなので、まあ多分上手く行ったのでしょう。舞台上では今までと音の聞こえ方が違うとは知ってはいましたが、それでも緊張する場面でした。

その他、第7曲「Libera Me(我を救い給え)」での「Dies iræ(怒りの日)」再現部でテンポがガクッと変わったところにビックリしたりなどしましたが、全体的にはうまく行った演奏会なのじゃないかと思います。

残念なのは、集客が523名と前回に比べ6割弱ほどだったこと。もっと多くの人に聞いてもらいたい演奏だったな、と悔やまれるところです。

さて。とにかく第9回を無事に終えたオーケストラ夢十夜ですが、今回のパンフレットに第10回演奏会のお知らせは載っていません。「ホールがまだ確保できない」とか「曲目が決定してない」ということではなく、オーケストラ夢十夜の今後の予定が本当に決まっていないのです。

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シン・ゴジラはガルパンではないか・・・!?

http://www.khara.co.jp/2015/12/10/%E5%BA%B5%E9%87%8E%E7%A7%80%E6%98%8E%E7%B7%8F%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E4%BD%9C%E5%93%81-%E3%80%8E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%82%B8%E3%83%A9%E3%80%8F-%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%93/
庵野秀明総監督作品 『シン・ゴジラ』 ティザービジュアル&特報 公開中 | 株式会社カラー via kwout

シン・ゴジラの総監督である庵野秀明氏は新世紀エヴァンゲリオンの監督で知られ、明朝体のフォントなどの画面構成、音楽を一部エヴァから流用する、果てはゴジラ対エヴァンゲリオン特設サイトを公式に設置するなど、シン・ゴジラとエヴァンゲリオンの共通点はいくつも挙げられています。

しかし、私は敢えて主張したいと思います。シン・ゴジラはエヴァンゲリオンではありません。シン・ゴジラはガールズアンドパンツァー(ガルパン)ではないでしょうか。

以下、共通点をいくつか挙げてみます。あ、なるべくネタバレは書かないようにしますが、気になる人はさっさとブラウザを閉じましょう。

(今朝シン・ゴジラが凄かったという記事を書いただけでは昂奮が収まらず、ついカッとなって書きました。しばし私の戯れ言にお付き合い下さい。)

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シン・ゴジラが凄かった

たまたま東京に出張に来ていて、封切りがされたと聞いて、公開初日に観てきました、「シン・ゴジラ」。アニメでない、しかも日本の映画を映画館で見るのって、いつぶりだろう?

邦画って、安っぽい大道具があったり、そうでなくても変な人情話が挟まれたり、テンポが悪くなったり、イマイチな印象が拭えず、大きく期待はせずに劇場に足を運んだのですが――

私を含め、エンドロール後に拍手が沸き起こりました。それほど良い映画だった、という評価をする人が多かったのでしょう。

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