ISPの田園・ショスタコ5@杉並 聞いてきました

11月22日は知人が複数人出演しているISPの演奏会に行ってきました。

ISP -Innovation in Sounds Philharmonic- 第6回定期演奏会

日時
2020年11月22日(日) 開場18:30 開演19:00
会場
杉並公会堂 大ホール
指揮
高井優希
曲目
アレクサンドル・ボロディン/ 交響詩「中央アジアの草原にて」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン/ 交響曲第6番「田園」
ドミートリイ・ショスタコーヴィチ/ 交響曲第5番

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言より後、なごみ管弦楽団 (2020.10.10)日本フィルハーモニー交響楽団 (2020.10.17)TBSK管弦楽団 (2020.11.01)と3つの演奏会に足を運びました。どの演奏会も感染防止のため、チケットカウンターへのパーティションは当然のこと、接触拡大を防ぐため極力スタッフと観客の接触を無くす努力をしていました。

今回のISPではチケットはteketによるQRコードでの入場管理に加え、パンフレットをPDFで配信することにより、ホールでのスタッフと観客の物理的接触をゼロにすることを達成できていました。

このことを可能にするため、ホール内での携帯電話の操作を(音が出ない限り)許可するという、クラシック音楽の演奏会ではあまり例を見ない対応をしていました。実際、私の隣の人も曲紹介文をスマホで見ながら演奏を聞いていたようでした。

アンケートももちろんウェブ入力、新しい生活様式に則った公演を徹底していました。

演奏の方はいずれも素晴らしかったです。ボロディンは特に木管の個々の奏者のアンサンブルが整っていたと思います。ショスタコーヴィチでは特に第3楽章の弦楽器のアンサンブルに心惹かれました。個々の曲もそうですが、ベートーヴェン「田園」を演奏した後に休憩を挟んでショスタコーヴィチの交響曲第5番を演奏するオケ全体のスタミナがすごいと思います。すごいよね??

曲自体の感想として、ショスタコーヴィチが交響曲第5番をいかに「おちょくりながら」作ったのか、ということをようやく気づくことができました。第1楽章はそこそこ緊迫しているけれど、第2楽章に入った途端、ぜったい聴衆をバカにしているだろ!というスケルツォ。第3楽章は荘厳なようでいて木管ソロはちょっと面白おかしいようで途中は叫んで嘆いているようにも思える。第4楽章は…なんか最後とか真剣にオーケストレーションしてないでしょ?それでも偉い人には「傑作だ〜」って言われるように作ってるでしょ?というニュアンスを感じました。もしかしたら今日の演奏がそういう意思を持って積み上げられたのかもしれません。

若手のメンバーを中心に結成されたオーケストラのようですが、これからも注目したいオーケストラですね。