井上道義氏が3/13に芸劇ウインドを振った演奏会については当ブログでも感想を述べました。その公演に際し、井上さんが自身のサイトで、吹奏楽という音楽形態について思いを述べていた。
吹奏楽団の常套的な演奏のやり方にはあまりの沢山の間違いがあるようにしか思えない。なぜクラリネットばかり多く、フルートが少ない、オーボエはとても少なく、イングリッシュホルンもほとんど見かけない、何故かコントラバスが1~2本意味なく違和感をもって弾いているし、譜面台も一人ずつ置かれていて邪魔くさい、移調楽器ばかりでわけのわからないスコアで指揮しなくてはならないし、何故かみんなお客さんの方を向かず円陣を組んで誰に向かって演奏しているかわからない等々・・・・の疑問すべてを改革するには莫大なエネルギーが必要に思えるがそこまでの愛情を持てないのは、やはり!プログラムを作るのが難しすぎるからだ。感動に向かう作品があまりに少ないのだ。近代の作曲家も自国の伝統楽器を入れた作品など皆無だし(オーケストラには多々ある…誤解を恐れずに書けば北朝鮮の楽団はほとんどそれが主流だ)
どうもこの記事の内容についていろいろ思う所ある人も少なくなく、反論を述べている人が私のTwitterフォロワーの中にも何人かいました。例として、ユーフォニアム奏者で小説家の遊歩新夢氏のツイートを挙げます。