2008年の冬の大学オケ、クリスマス以降も絶賛演奏中

アマチュアオーケストラのサイトFreudeの演奏会カレンダーを見て、ふと「今年はクリスマス以降にも演奏会を行う大学オーケストラが多いのでは?」と思いました。気になったので、12月に演奏会を行う大学オケのうち、どれだけの団体が年末差し迫った時期に公演するかを調べてみた。

具体的には、Freudeに登録されている演奏会のうち、12月24日以降の演奏会を数えて、12月の全ての演奏会との割合を算出してみました。本当は秋に行われる大学オケの演奏会を片っ端からピックアップしないと統計的に正しくない気がするけど、面倒くさいので:-P。

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iPhoneで産経新聞が読めるアプリ、しかも無料で

産經新聞の朝刊が新聞紙のレイアウトのまま閲覧できるiPhoneアプリを公開したそうです。しかもこのアプリケーションは無料で、全紙面がタダで読めるとのこと。

産経デジタルは12月12日、産経新聞朝刊の全紙面を、紙の新聞そのままのレイアウトで読むことができる無料のiPhone/iPod touchアプリを、iTunes Storeで公開した。

日本の新聞社が紙面を無料でiPhone/iPod touchに配信するのは初。

1面からテレビ欄まで、広告を含めた全紙面を、当日の朝5時に配信する。アプリを起動すると自動で最新紙面を取得。取得した紙面データはオフラインで閲覧でき、ページ一覧から読みたいページを選んだり、拡大・縮小して読める。

これは凄い、というのを通り越して、怖い。

ここまで無料で提供して、産経は損ばっかりして、そのまま潰れてしまうんじゃないかと。

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東京の地下に眠る、銀座線の「幻の新橋駅」を見学してきました

文明科目「東京研究」の授業の一環で、今回は「幻の新橋駅」と言われる東京メトロ銀座線の留置線・旧プラットホームを見学してきました。

東京メトロ銀座線 新橋駅 幻のホームこのホームは、渋谷側から新橋まで開通させた東京高速鉄道のもので、虎ノ門から新橋まで開業した1939年1月15日から、反対側の浅草から新橋に伸ばしていた東京地下鉄道との直通運転が開始される同年9月16日の前日15日まで、およそ8ヶ月しか使われませんでした。

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ようつべ響はかなり本気っぽい – YouTube Symphony Orchestra

ユーチューブでオケを結成、と聞いて2ちゃんねるでオケを作ったようなものかと思ったら、どうもかなり本気なプロジェクトっぽい。

米Google傘下のYouTubeは12月1日、オンラインオーケストラ「YouTube Symphony Orchestra」の結成を発表、世界中の音楽家に参加を呼び掛けた。

YouTube Symphony Orchestraは個人の演奏をインターネットを通じて世界規模のオーケストラに変換する試み。参加者がアップロードした課題曲を演奏する動画を組み合わせ、1つのコラボレーション演奏動画にするという。また応募者の中から来年4月15日にカーネギーホールで演奏する演奏者が選ばれる。

応募期間は12月1日から1月28日まで。審査はロンドン交響楽団、ベルリン交響楽団、ニューヨーク交響楽団など世界各地の有名なオーケストラのメンバーが担当し、地域別に準決勝出場者を選抜。2月には、YouTubeユーザーによる投票で、ニューヨークで開催する3日間のサミットへの参加者を選ぶ。

このサミットでは、指揮者であり作曲家でもあるマイケル・ティルソン・トーマス氏やタン・ドゥン氏、またロンドン交響楽団のメンバーから指導を受けられるほか、最終日にはカーネギーホールで演奏できる。

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悲愴をB4たかし的に解説すると オケ全体編

ファゴット編に続いておけ全体の解説も行ってしまいます。勿論ながらこの解説はB4たかしの独断と偏見でピックアップしているのでご了承を。

ちなみに『悲愴』(fr : Pathétique, Патетическая)というタイトルは、弟のモデストが「標題なら、『悲愴』はどうだろう」と提案したところ、ピョートル・イリイチが「ブラボー!」と採用した — という説があるらしいですが、どうやらそれは弟・モデストの創作であるようです。

また、ロシア語の「Патетическая」は「熱情」とかの意味があるから、いわゆる「悲愴」じゃないんだよ、という話もあるそうですが、チャイコフスキーの自筆譜の冒頭にフランス語の「Simphonie Pathétique」(Pathétiqueは悲愴と言う意味で良いらしい)とあることから、敢えてどちらの意味も持たせることにしたとかなんとか。

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