藝大ウインド2015@奏楽堂 聴いてきた

7月2日はたまたま東京近郊にいたのと、夕方までに仕事が終わったため、東京藝術大学奏楽堂で行われる吹奏楽の演奏会を聞きに行きました。

平成27年度 吹奏楽学内演奏会『東京藝大ウィンドオーケストラ学内演奏会』

日時
2015年7月2日(木)19:00開演(18:30開場)
会場
東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
曲目
ウィリアム・ウォルトン | W.J.デュソイト編曲 / クラウン・インペリアル
ヤン・ファン・デル・ロースト / いにしえの時から
クロード・ドビュッシー | 中村克己 編曲 / 牧神の午後への前奏曲
モーリス・ラヴェル | 佐藤正人 編曲 / バレエ音楽「ダフニスとクロエ」
アンコール:ヨハン・セバスティアン・バッハ | A.リード編曲 / 主よ人の望みの喜びよ
指揮
山本正治
演奏
東京藝大ウィンドオーケストラ
入場料
無料

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女性独唱もついた豪華なペール・ギュント組曲 by 東工大オケ

もう一ヶ月以上経ってしまいましたが、記録のために。5月23日に行われた東工大オケの定期演奏会を聴きに行ってきました。

東京工業大学管弦楽団 第152回定期演奏会

日時
2015年5月23日(土) 17:30開場 18:00開演
会場
大田区民ホール・アプリコ 大ホール
曲目
ベートーヴェン / 『エグモント』序曲
グリーグ / 『ペール・ギュント』より第1組曲・第2組曲*
チャイコフスキー / 交響曲第2番ハ短調『小ロシア』
アンコール:チャイコフスキー / 『スペードの女王』より「真夜中は近い」*
アンコール:チャイコフスキー / 組曲『くるみ割り人形』より第4曲 トレパーク(ロシアの踊り)
独唱*
大隅智佳子
指揮
末永隆一

前第151回定期はメインの交響曲しか聞けなかったのですが、今回はちゃんと全曲通して聞けました。

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シベコン、新世界より @風のホール by ICE

知り合いが複数人出演するということを聞きつけて、ICU Classic Ensemble 第12回演奏会を聴いてきました。国際基督教大学CMS管弦楽団のOB/OGオケだそうです。

ICU Classic Ensemble 第12回演奏会

日時
2015年6月14日(日) 13:30開場 14:00開演
会場
三鷹市芸術文化センター 風のホール
曲目
ワーグナー / ジークフリート牧歌
シベリウス / ヴァイオリン協奏曲
ドヴォルジャーク / 交響曲第9番「新世界から」
アンコール:ドヴォルジャーク / スラヴ舞曲第10番
ヴァイオリン独奏
坪井きらら
指揮
後藤悠仁
料金
入場無料 全席自由

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「四月は君の嘘」クラシックコンサート@那須野が原 聴いてきました

5月那須野が原ハーモニーホールで行われた「四月は君の嘘」クラシックコンサートを聴いてきました。

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演奏に附随する小芝居か、もしくは芝居に附随する伴奏か――GAMEバンド第5回公演

ゲーム音楽を演奏する吹奏楽団、Game Addict's Music Ensemble(通称GAMEバンド)の演奏会に行ってきました。

Game Addict’s Music Ensemble 5th Concert ~がんばれ神々の怪盗ペイントフロンティア~

日時
2015年5月16日(土) 15:00開場 15:30開演
会場
習志野文化ホール
曲目
第1部

  • 蘇る力〜巨像との戦い〜 FROM ワンダと巨像 / 大谷幸 | Kitahara Katsuya 編曲
  • がんばれゴエモンめどれ〜【ゆき姫救出絵巻より】 / コナミ矩形波倶楽部 | いとじゅん 編曲
  • ゼルダの伝説 神々のトライフォース メドレー / 近藤浩治 | ケロリン 編曲
第2部

  • 組曲 MONSTER HUNTER 第1楽章 / 甲田雅人・成田暁彦・鈴木まり香 | Kazuhiro Morita・ひよと・りお 編曲
  • スカG FROM ファイナルファンタジー 他 / 植松伸夫 他 | ハマー 編曲
  • 最速の証を手に入れろ FROM グランツーリスモ 他 / 安藤正容 他 | リオ・カブレラ 編曲
  • マリオペイント メドレー / 戸高一生・田中宏和・吉富亮二 | ISK 編曲
  • GAMEバンドサスペンス劇場〜犯人はヤス〜 / 大谷智哉・杉森雅和・木村明美・岩垂徳行 | 渡辺剛(一次編曲)・ぴよ・ケロリン・"YASU"ko.O 編曲
  • モンハンストンプ FROM モンスターハンターシリーズ / 茅根美和子 他 | なまこ 編曲
  • サガフロンティア(レッド編) / 伊藤賢治 | 雷鳥・MARO・まっち・tokina 編曲
  • 組曲 MONSTER HUNTER 第2楽章 / 鈴木まり香・成田暁彦・牧野忠義・甲田雅人・茅根美和子 | カブレラ・ゼロ・ハマー・りちゃーど・tokina 編曲
  • 組曲 MONSTER HUNTER 第3楽章 / 甲田雅人 | Kazuhiro Morita・tokina 編曲

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アウローラ管弦楽団#13@すみだトリフォニー 聴いてきました

大学時代の友人が出演しているアウローラ管弦楽団の演奏会が5月2日にあったので、すみだトリフォニーホールまで聴きに行ってきました。

アウローラ管弦楽団 第13回定期演奏会

日時
2015年5月2日(土)
会場
すみだトリフォニーホール(大ホール)
指揮
米津 俊広
曲目
序曲「ロシアの復活祭」(N.A.リムスキー=コルサコフ)
交響詩「ステンカ・ラージン」(A.K.グラズノフ)
墓前にて ~ ベリャーエフ追悼の為の前奏曲(N.A.リムスキー=コルサコフ)
組曲「展覧会の絵」(M.P.ムソルグスキー/M.ラヴェル編曲)

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ヒネモス第7回定期に挟み込みされていた演奏会一覧

先日終わりましたヒネモス第7回定期には、延べ14団体のチラシが挟み込まれていました。第3回定期では3つのチラシくらいしか挟み込まれていなかったことを考えると、4倍以上入っています。

演奏会で宣伝してほしい、という団体が増えたということは、演奏会自体の注目度もそれだけ上がっている、ということでしょう。

ヒネモス第7回定期で挟み込まれたチラシ
ヒネモス第7回定期で挟み込まれたチラシ

ヒネモス第7回定期では、パンフレットが300以上も余ってしまいました。挟み込まれたチラシもそれだけ余剰となってしまったのです。300以上のチラシがこのまま古紙回収になってしまうのは申し訳ない…と思いつつ、このチラシをまた分離して元の団体に返却するのも面倒です。せめてものお返しに、ここで各演奏会の情報を共有しておこうと思います。

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広報5年、ファゴット奏者10年の集大成としての、ヒネモス第7回定期

去る19日、私が所属している吹奏楽団、Hynemos Wind Orchestra 第7回定期演奏会が、無事に終わりました。

Hynemos Wind Orchestra 第7回定期演奏会
Hynemos Wind Orchestra 第7回定期演奏会
日時
2015年4月19日(日) 14:00開演(13:15開場、13:30よりロビーコンサート)
会場
ルネこだいら 大ホール
入場料
無料・全席自由

入場には入場整理券が必要です。当日入場整理券は12:15より受付にて配布します。

曲目
ロビーコンサート : J. ケージ / Living Room Music より 2. Story, 4. End
R. ジェイガー / ジュビラーテ
田村文生 / 饗応夫人〜太宰治作「饗応夫人」のための音楽〜
川崎美保 / パルス・モーションII
間宮芳生 / ベリーを摘んだらダンスにしよう
三善晃 / 吹奏楽のための「クロス・バイ マーチ」
A. リード / シンフォニック・プレリュード
大栗裕 / 吹奏楽のための「大阪俗謡による幻想曲」
櫛田胅之扶 / 雲のコラージュ〈改訂版〉
G. ホルスト / 日本組曲 作品33
大栗裕 / 吹奏楽のための「神話」〜天の岩屋戸の物語による
アンコール : J. P. スーザ / 行進曲「雷神
指揮
岡田渉
主催
Hynemos Wind Orchestra (ヒネモス・ウインド・オーケストラ)
後援
小平市小平市教育委員会

タイトルに有る通り、ヒネモスの広報になってから5回目の定期演奏会、ファゴットを大学オケでやり始めてから丸10年の節目となる演奏会でもありました。

ですので、広報係として、そして奏者としてそれぞれ振り返っていきたいと思います。

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吹奏楽に芸術性を求めるのは間違っているだろうか

井上道義氏が3/13に芸劇ウインドを振った演奏会については当ブログでも感想を述べました。その公演に際し、井上さんが自身のサイトで、吹奏楽という音楽形態について思いを述べていた。

吹奏楽団の常套的な演奏のやり方にはあまりの沢山の間違いがあるようにしか思えない。なぜクラリネットばかり多く、フルートが少ない、オーボエはとても少なく、イングリッシュホルンもほとんど見かけない、何故かコントラバスが1~2本意味なく違和感をもって弾いているし、譜面台も一人ずつ置かれていて邪魔くさい、移調楽器ばかりでわけのわからないスコアで指揮しなくてはならないし、何故かみんなお客さんの方を向かず円陣を組んで誰に向かって演奏しているかわからない等々・・・・の疑問すべてを改革するには莫大なエネルギーが必要に思えるがそこまでの愛情を持てないのは、やはり!プログラムを作るのが難しすぎるからだ。感動に向かう作品があまりに少ないのだ。近代の作曲家も自国の伝統楽器を入れた作品など皆無だし(オーケストラには多々ある…誤解を恐れずに書けば北朝鮮の楽団はほとんどそれが主流だ)

どうもこの記事の内容についていろいろ思う所ある人も少なくなく、反論を述べている人が私のTwitterフォロワーの中にも何人かいました。例として、ユーフォニアム奏者で小説家の遊歩新夢氏のツイートを挙げます。

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