「熱狂の日」ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014に行きました

一昨年昨年に続いて、今年もラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(LFJ)に行ってきました。

「熱狂の日」音楽祭2014 公演番号 : 314

会場
東京国際フォーラム ホールA(プーシキン)
日時
2014年5月5日(月・祝) 16:15-17:00
曲目
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
指揮
ジャン=ジャック・カントロフ
ヴァイオリン独奏
マリナ・シシュ
管弦楽
シンフォニア・ヴァルソヴィア
公演情報
公式サイト

ホールAの1階席後方で聞きました。遠かったので奏者の手元はよく見えなかったのですが、モニターがあったのでそれでソリストやオケ奏者の演奏している姿を確認できました。

演奏はとても上手かったのは元より、この演奏ではヴァイオリンソリストがとてもノッて演奏していることが、見ていても分かりました。自らのメロディが終わる際に管弦楽の方を向いて橋渡しをしたり、自分が休符の時もオーケストラのリズムに合わせて体を揺らしたり、そして演奏中に微かに笑っていたり!「祝祭の日」に相応しく、ソリスト、そしてオーケストラも指揮者も楽しんでいることが観客席まで伝わりました。

「熱狂の日」音楽祭2014 公演番号 : 315

会場
東京国際フォーラム ホールA(プーシキン)
日時
2014年5月5日(月・祝) 18:45-19:30
曲目
ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
指揮
ドミトリー・リス
チェロ独奏
アレクサンドル・クニャーゼフ
管弦楽
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
公演情報
公式サイト

こちらもホールAですが、2階席で聴いてみました。するとソリストのチェロの表板が真正面を向く形になりました。なるほど演奏を聴いてもチェロの音がよく聞こえました。しかし先ほどのヴァイオリン協奏曲と違ってチェロは座奏のため、管弦楽と合わせるのが大変そう…なはずなのですが、チェリストもオーケストラもテンポを揺らす揺らす!自由な演奏はやはりお祭りならでは、なんでしょうか。第2楽章の最後、独奏チェロがまだ音を保っているのに指揮者の合図でオーケストラが演奏を止めて「あれ、俺まだ弾いていたのに」という目線を指揮者に送っていたのはご愛嬌。第3楽章まで熱の入った演奏をしてくれました。最後にアンコール(パガニーニ:「24のカプリース」から 第13番)も披露してくれました。

今日は国際フォーラムの中で過ごしたのですが、有料公演の他にもいろいろ無料の演奏を聞きました。

「一緒に歌って祝おうLFJ10回記念」みんなでうたう≪第九≫を聞きながらクロックムッシュを食べたり、

サクソフォーン四重奏を聞きながらビール飲んだり、

ソフトクリームを食べたあとはPercussion Performance Playersの演目で目も耳も楽しんだり。

なんだか食べてばっかりですが、飲食も摂りつつ気軽に音楽を触れることができました。半日しかいませんでしたが、しっかり音楽の祭の空気を楽しめました。

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