科学、文化、ファッションを発信 – 渋谷区文化総合センター大和田、本日オープン

渋谷駅から徒歩5分、旧大和田小学校があった場所に、11月21日に「渋谷区文化総合センター大和田」がオープンします。前日の20日の夜、オープン準備まっただ中のこの施設を覗いてきました。

記事を全部書いた後に写真をアップロードしようとしたらフォト蔵がメンテナンス中でした。写真はまた改めて。もしくは他のブログなどで。

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光子の裁判@東工大蔵前会館ロイアルブルーホール

11月8日の夕方から、東工大蔵前会館(TTF)のロイアルブルーホールにて、東京工業大学130周年記念レクチャーシリーズの演劇「光子の裁判」鑑賞してきました。

これは、ノーベル物理学賞も受賞した朝永振一郎博士の著作「量子力学的世界像」の中に収められている同名の一編を演劇にしたもの。

「二つの窓の両方から侵入した」と供述する波乃光子(みつこ)を「そんなことはこの世の中にはあり得ない」と詰問する検察側と、「光子(こうし)が波の性質を持つとすれば可能だ」と擁護する弁護側の対決、という筋書き。

光子の裁判もうすぐ。東工大蔵前会館ロイヤ?... on Twitpic
会場のロイアルブルーホールは、舞台を中心に配置して市報を客席で囲むという大胆なスタイル。本番では、中央に敷き詰められた台に役者が乗ったり(観察者が光を感知)、降りたり(光を感知しない)、といった感じで進められました。

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行政刷新会議の事業仕分けで廃止判定された「JAXA i」に行ってきました

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JAXAi:廃止が確定 文科省が来年度の予算要求見送り(毎日jp)

行政刷新会議の事業仕分けで「廃止」と判定された宇宙航空研究開発機構(JAXA)の広報施設「JAXAi」(東京都千代田区)について、文部科学省が来年度予算の概算要求を見送ったことが3日分かった。これにより廃止が確定した。今年度末までに原状回復の上引き払う必要があり、年末に営業停止の予定という。

行政仕分けで「廃止」と判定されていた、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の広報施設である「JAXA i」が、年末にも営業を呈することになったようです。

ちょっと前に科学コミュニケーションについて学んだ身としては残してほしいし、しかしコストに見合っていないというのも強ち嘘じゃない気も…と考えてみましたが、そもそも実際に JAXA i を見た事がなかったので、実際に足を運んで行ってみることにしました。

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科学コミュニケーションに関する読売新聞の記事

今日の読売新聞の朝刊の教育面に、見開きで科学コミュニケーションの話題について書かれています。

科学の話、出前します「研究の理解者増やしたい」

「遺伝子」「バイオ」…メニュー様々

科学者がカフェなどで話をしたり、実験教室を開いたりする動きが盛んになっている。研究成果を社会に生かそうという試みで、国を挙げての取り組みだ。

「理科は苦手」「難しい」と敬遠しがちだが、参加してみると、意外と楽しく、暮らしとの接点が見つかりそうだ。

(中略)

科学者が気軽な雰囲気で一般市民と話し合うサイエンスカフェは1990年代にヨーロッパで始まったと言われ、日本でも各地に広がっている。独立行政法人「科学技術振興機構」(東京)では、サイエンスカフェの情報をホームページ「サイエンスポータル」に掲載しているが、2008年の掲載件数は589件。今年は8月上旬までで719件に増えた。主催者も企業や大学、NPO、個人など様々。

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東工大に鳩山由紀夫首相がやってくる(かも) – 6月5日、博士学生異分野交流フォーラムにて基調講演

北大東北大東大東工大名大京大阪大九大の8大学の工学系の博士学生を交流させることを目的として、2004年度から文部科学省の大学改革推進等経費事業(特色GP)として「コアリッションによる工学教育の相乗的改革」が実施されています。2008年度からは自主事業として、8大学コアリッション事業運営委員会が8大学工学系博士学生フォーラムなどを開催しているそうです。

2010年度は博士学生異分野交流フォーラムが東京工業大学の大岡山キャンパスで6月5日に開催されるそうです。そして、そのフォーラムの間に、第93代内閣総理大臣である、鳩山由紀夫 氏の基調講演が予定されているそうです。

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サイエンス・カフェ @ 国立科学博物館 日本館講堂 by 北海道大学

今日は上野の国立科学博物館で、北海道大学主催のサイエンスカフェに参加してきました。

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現在、かはくでは「大学サイエンスフェスタ」と銘打った企画展示を行っており、10月末から3期間に分けて、日本全国から10の大学が最先端の研究を紹介しているそうです。今(12.11〜12.20)は北大のほか、新潟大学と同志社大学も展示を行っています。

その中の北海道大学の講演会として、4人の先生が1時間ずつ講演を行うのですが、そのうちの2番目、『クールな科学者のホットな履歴書 「100年観測で地球温暖化の解明をめざす プロジェクトリーダーの素顔に迫る』 のみ、サイエンスカフェ方式で進行しようという企画らしい。残りの3講演は時間の関係で聴けなかったのだけれど、おそらく舞台に教授が、机と椅子に客が座るという形式だったのでしょう。

前の回が終わった直後に、会場である日本館講堂に到着したのですが、まだ「講演会」から「サイエンスカフェ」に客席を変更している最中で、アンケートとか貰ったけどちょっと居辛かった・・・。「博物館の中を見てる人がふらっと立ち寄れる」、そんな会場の設定の仕方だからなんだろうけど、10分前に客席が20人ぐらいしかいないって寂しいなあ・・・。最終的には60人ぐらいは入っていたのかな?

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Make: Tokyo Meeting 04 を覗いてみた

オライリー社東工大が共催するMake: Tokyo Meeting 04(MTM04)、130周年事業室も盛り上げていて、なんかすごい楽しそうな企画なんですが・・・。

いまいちどんな企画なのかがよくわからん。

というわけで、23日に行ってきました。

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科学技術者が社会に出来ること – 「エネルギービジネスと社会的責任」を受けて

東京工業大学の科学技術コミュニケーション論(組織としては留学生センターの下、なのかなあ?)の集中セミナー、「ケーススタディ―エネルギービジネスと社会的責任」が11月の9日(月)から12日(木)まで開催されていて、そのうち11日と12日のセミナーに出席しました。

タイトルだけだと内容がピンと来ないけど、「科学技術を産業に活かすだけでなく、人間社会そして地球環境に還元するために科学者はどうすべきか、またその内容を消費者など一般の人々にどうやって伝えていけば良いのか」ということだと思う。専門外の人に科学技術を伝えるのって大変だよねー、ってことですね。

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