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サイエンスコミュニケーション1@科博 修了!

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P9010788.JPG国立科学博物館のサイエンスコミュニケータ養成実践講座、7月20日から約1ヶ月間、1コマ90分×36回のサイエンスコミュニケーション1(SC1)を受講し、無事に終了することが出来ました。

サイエンスコミュニケータとは

進歩を続ける科学技術、私たちはその恩恵を受けて日々暮らしています。一方、科学技術そのものを理解することは、多くの人にとって困難になりつつあります。人と自然と科学技術が共存する持続可能な社会を育むために、私たち一人ひとりが科学技術について、主体的に考え行動すること。それが、これからより一層必要となるでしょう。そのきっかけを与え、社会のさまざまな場面において、人と科学技術をつなげる、それがサイエンスコミュニケータです。

P7200315.JPG科学・技術を研究するだけでなく、それを外部(他分野の研究者、非専門家も含め)に伝える能力を身につける講座です、多分、そのつもりで受けてました。サイエンスライターの渡辺政隆さんや、「理系白書()」などを書いていらっしゃる毎日新聞の元村有希子さん、神奈川県立生命の星・地球博物館館長の斎藤靖二さんなど、様々な業種の第一線で活躍する人たちの話の講義を聞いたり質疑応答したり、またそこからメンバー間でのディスカッションを行ったり。そして、最終的には自分自身の研究内容もしくはそれに関連した科学の話を、小学生高学年にも分かるように噛み砕いて、15分間で紹介するという「ディスカバリートーク」を行うという流れでした。

主催の国立科学博物館という組織はあまり意識してなかったけれど、斎藤先生や科博のスタッフの話も聞いてみたりすると、博物館が現在の(というか以前からずっとかも)日本に置かれている状況は結構厳しいらしい。個人的に一番衝撃的だったのは、今の国立科学博物館は、博物館法の定義に従うと「博物館」ではなく「博物館相当施設」になるということ。地方自治体しか博物館を設置する前提でしか考えられていないらしいけど…、いや、どう考えたって博物館じゃん、しかも諸博物館の中でも親玉的な存在じゃん。一体なんなの。

参加してみて驚いたのは、受講生の講義に対するポテンシャルが予想より遥かに高いと感じたこと。講師への質問もバンバン飛ぶし、昼休みのメンバーでの話も盛り上がる盛り上がる。若干かるい気持ちでエントリーしていた自分は終始圧倒されっぱなしでした。

そしてその話の中で明らかになったのは、同期生の中でもサイエンスコミュニケーションに対する考え方が違うということ。そもそも対象を誰にするのか(他の専門家、文系だけど科学に興味はある学生、理科にこれから向き合う小学生、科学には全く触れたくもない!という人々など)ということを整理しないと話が進まない。自分はサイエンスカフェに来るような人を主に考えていたけど、小学生に理科に親しみをもってもらうことも重要だし、普段は科学のカの字を聞いた非専門家の層にも科学を知らないことで起こりうる損害(地震に対する備えとか)を知ってもらうことも大切だ。こんなにも「サイエンスコミュニケーション」という言葉の範囲が広く、定義がアヤフヤなものだと知ることが出来ただけでも参加する意味は合ったかも。

36コマを同じ部屋でずっと過ごしていて、しかも志を(だいたい)同じくした24人、それぞれの繋がりもかなり強まりました。今後何か科学についての考えが行き詰まったりしたら何か助けになるかも、というか助けさせてください。



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