北大・東北大・東大・東工大・名大・京大・阪大・九大の8大学の工学系の博士学生を交流させることを目的として、2004年度から文部科学省の大学改革推進等経費事業(特色GP)として「コアリッションによる工学教育の相乗的改革」が実施されています。2008年度からは自主事業として、8大学コアリッション事業運営委員会が8大学工学系博士学生フォーラムなどを開催しているそうです。
2010年度は博士学生異分野交流フォーラムが東京工業大学の大岡山キャンパスで6月5日に開催されるそうです。そして、そのフォーラムの間に、第93代内閣総理大臣である、鳩山由紀夫 氏の基調講演が予定されているそうです。
- 日時 平成22年6月5日(土) 9:00~18:00 (懇親会18:00~19:30)
- 会場 東京工業大学 大岡山キャンパス 講堂・西9号館・本館
時間 内容 ~9:00 受付 9:00~9:20 開会式 (休憩) 9:30~10:30 研究内容のショートプレゼン 10:30~11:30 グループディスカッション 1 (昼食) 11:30~ 基調講演一般受付、入場開始 12:00~ ディスカッション参加者の入場開始 ~12:30 受付終了 13:00~14:00 鳩山総理大臣(予定) 14:00~15:00 ポスター前半(14:00~14:30)
ポスター後半(14:30~15:00)(休憩) 15:20~16:50 グループディスカッション 2 (休憩) 16:30~17:30 成果発表会 17:30~18:00 閉会式 (集合写真) 18:00~19:30 懇親会
午前と午後にグループディスカッションやプレゼンテーションが予定されており、その間の、13時からは鳩山首相が講演をする予定らしい。前後のディスカッション参加者だけでなく、大学関係者であれば講演を聴講できるらしい。
基調講演
博士の学位を持ち、様々な分野の第一線で活躍される方を招き、自らの体験談や博士課程学生に期待すること等について講演していただきます。 本フォーラムでは特に、博士号の学位をお持ちで日本初の理系総理である鳩山総理大臣(予定)を講師にお招きして講演をお願いする予定です。 今回は貴重な講演のため、聴講者はグループディスカッション参加者だけでなく、全国の大学関係者(学生・教職員)のを対象に募集します。 国会等の都合により、講演者が変更になる可能性があります。
テーマ (未定) 講演者 鳩山由紀夫総理大臣(予定)
人数 大学関係者の最大600名程度
ただし、応募者多数の場合は博士課程学生優先となります
講演者経歴
- 東京大学工学部計数工学科卒業、スタンフォード大学工学部博士課程修了、博士(オペレーションズ・リサーチ)
- 東京工業大学経営工学科助手、専修大学経営学部助教授
- 昭和61年の総選挙で、旧北海道4区(現9区)から出馬、初当選
- 平成5年 自民党を離党、新党さきがけ結党に参加。細川内閣で官房副長官を務める
- 平成8年 弟邦夫らとともに民主党を結党。菅直人とともに代表に就任
- 平成10年 旧民主党、民政党、新党友愛、民主改革連合の4党により(新) 民主党を結党、幹事長代理に就任
- 平成11年 民主党代表に就任
- 平成17年 民主党幹事長就任。前原・岡田・小沢と三人の代表を支える
- 平成21年 民主党代表に就任
- 平成21年 第93代内閣総理大臣に就任
基調講演の参加登録は5月20日まで、参加者多数の場合は博士課程の学生が優先されるそうです。この機会に鳩山総理を見たい方は、登録してみては如何でしょうか。
・・・とは言うものの、そもそも6月まで鳩山政権が続いているかどうかも不明なこの政情です。国民から歓迎されていた、政権交代した直後の去年秋頃ならまだしも、沖縄県の普天間基地移設問題の説明に訪れた際の住民対話集会では「うそつき!」となじられ怒鳴られた総理、はたして博士学生の心を打つような基調講演が出来るんでしょうか。少なくとも自分がいたらヤジを飛ばしてしまいそうです。