今月1日に発行された工業大学新聞は、新入生に配布することを考えてか、「最新版 東工大実用的用語集」や合格発表についての記事、サークル実態調査アンケートや主要サークル紹介なあどの記事が並んでいました。
2008年度学科所属出口調査は、はっきり言って調査数が少な過ぎて参考にならない。記者(=部員)が足らないのかな・・・。書評なんてどうでもいいから、こちらを充実させてほしかった。
自転車のマナー向上をは良い印象。新たに駐輪場が設けられたことについては自分も同じような記事を書いていた。どうせならその場所を地図で示すくらいまで突っ込んでほしかったけれど。とりあえず利用登録を促しているので良いか。
そいえば主要サークルの中に管弦楽団がなかった・・・。そいえば新聞部がアンケート用紙を部室に持ってきてたけど、結局提出しなかったのか。サークルの実態調査はかなり詳しく書かれているだけに残念。
そんな工業大学新聞で、1面の用語集のなかに気になる解説がありました。
- TTF(とーきょーてっくふろんと)
本館前の桜並木からまっすぐ道を伸ばそうという壮大な計画。そのライン上にある地球史資料館の運命やいかに。
工業大学新聞 2008年4月1日発行 (第918号)
Tokyo Tech Front (TTF) は、大岡山駅前の駅前広場に面した大学敷地に建てられる地上4階建ての建物 — 仮称は地域国際交流プラザ、蔵前工業会との合同事業 — のことであって、桜並木の先から伸びる橋のことではないんだけどな。ちなみにマスタープランの中では「緑・動線軸(本館前プロムナード)」と記述されています。勿論、TTFと桜並木・それらを繋ぐ橋などを一体的に整備していく計画なんだろうけど。
なお、マスタープラン内では、II期計画(H24?H29年)で「本館中庭を屋内化し、その空間を図書館と博物館として再整備」するノンデジタルミュージアム構想があります。このことをふまえると、現在の地球史資料館の役割はこの本館内の博物館に集約されるのかも。
もし新聞部がマスタープランを読んだことがなくて、TTFが橋を造るのがメインのプロジェクトだと思っていたら、記事作りとして問題があると思いますが、用語集の中にはネタ的な要素もあるから判断の難しいところ。
上記の点について新聞部にメールで問い合わせたところ、2日後に返事が来ました。
- Subject: Re: 第918号「用語集」について
- Date: 2008年4月15日 23:21:22:JST
計画自体は部内では把握しておりましたが、
記事執筆段階で誤解を招きかねない表現になってしまいました。
建造物や橋等々含めた整備計画全体を
Tokyo Tech Frontと表記したと理解していただければ幸いです。今後このようなことがないよう一層努力してまいりたいと思っておりますので、
これからも工業大学新聞をよろしくお願い致します。
というわけで、把握した上であのように書いたようです。「Tokyo Tech Frontを把握していない」わけではなかったので、b4logのこの記事のタイトルが微妙に間違っていたことをお詫び申し上げます。・・・でも、新聞のあの書き方はやっぱり誤解すると思います:-P。