東工大大岡山キャンパス内の駐輪場が増設されている

センター試験前後から、東京工業大学大岡山キャンパス内の駐輪場が増設されているようです。

取りあえず現時点で自分が把握している箇所を写真に収めてきました。

まずは大岡山東1号館前の駐輪場。センター試験の後(1月21日頃)から供給が開始されましたが、すぐに自転車で埋まってしまっています。駐輪させるのに歩道から縁石をもう一段上るため駐輪しにくいですが、やはり需要はあるようです。ちなみに東1号館の隣にある大岡山南1号館の東側半分の建物を取り壊し、新たに大岡山東1号館W棟を建設する計画があるようです(南1から東1Wに引っ越すという教授の話を耳にしました)。駐輪場の新設は、新棟建設で自転車を置くスペースが足らなくなることを見越して作ったのかもしれません。

次に作られたのは、東京工業大学附属図書館の南側の駐輪場。図書館にもともとあった西側の駐輪場は、テスト前など利用者が増える期間はキャパシティを超えてしまい、歩道に自転車がはみ出してしまい、対策が急がれていました。TTF建設に伴い情報演習棟が図書館筋向かいの事務局3号館に移転するため、こちらも今後需要が増えそうです。

そして、本館の横にも、駐輪場を発見しました。これが発見と本当に言いたくなるような、分かりづらい場所にあります。写真を見るとわかりやすいのですが、本館前ウッドデッキから生協第2食堂へ下る坂から左に曲がった場所にあります。駐輪スペースは広いのですが、道路から外れているためお世辞にも良い立地とはいえません。作る場所が他に確保できなかったのは分かりますが・・・。

最近気付いたのは、やっぱ東工大って建物の建て方が下手なのかなあ、と。例えば、この間TOEICの試験のために訪れた法政大学は、講義室が在る建物に入るエントランス階(通常は地上1階ですね)はピロティとして広い何もない空間を創りだしています。対して東工大を見ると、大抵の建物は1階から講義室や実験室、生協の食堂などが入居しています。大岡山キャンパスの特性(本館の地下1階の真っ正面にある西2・5・6号館は地上3階、とか)もあるでしょうが、まだ東工大はキャンパス空間の使い方が上手くないような気がします。

勿論、他の大学の模倣ばかりしても仕方がないですし、小手先の改革だけでなく、大岡山のキャンパス計画は長期的視点で進めなければなりませんけれど。

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