ダブルヘッダーで出演(6年ぶり3度目)

ヒネモス→ワル響という演奏会ダブルヘッダー出演を敢行したのは2013年の4月6日のこと。

それから6年、再び2団体の演奏会を同日に出演するということを、2019年5月12日に行いました。

同じ日に演奏会を2つ予定するのは、これっきりにしましょう

もうやらないって言ってたのに!このバカ!

(私も忘れかけていたのですが、2009年10月25日にコロスケオケ@工大祭→ヒネモス@小平市青少年音楽祭でもダブルヘッダーをやっていたそうで、これを含めて3度目となります。ただこの時はどちらも音楽祭の演目のうちの一つだったから、今から思えばそんなに無茶なことではありませんでした。)

出演したのは以下の2団体の公演です。

鶴ヶ島シティオーケストラ 2019さわやかコンサート

鶴ヶ島シティオーケストラ 2019さわやかコンサート チラシ
鶴ヶ島シティオーケストラ 2019さわやかコンサート チラシ
日時
2019年5月12日(日) 開場13:20 開演14:00
会場
坂戸市文化会館 大ホール
入場料
無料
曲目
フェルディナン・エロルド / 歌劇『ザンパ』序曲
ジョルジュ・ビゼー / 『カルメン』第1組曲・第2組曲
アントニン・ドヴォルザーク / 交響曲第8番 ト長調 作品88、B.163
アントニン・ドヴォルザーク / 『8つのユーモレスク』作品101、B.187 より 第7曲 変ト長調
指揮
森重修実
公式サイト
鶴ヶ島シティオーケストラ – 鶴オケホームページ

アーベント・フィルハーモニカ― 第20回定期演奏会

アーベント・フィルハーモニカ― 第20回演奏会 チラシ
アーベント・フィルハーモニカ― 第20回演奏会 チラシ
日時
2019年5月12日(日) 開場19:15 開演19:30
会場
国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
入場料
無料
曲目
モーリス・ラヴェルボレロ
モーリス・ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
スタフ・マーラー / 交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮
小柳英之
公式サイト
アーベント・フィルハーモニカーのHPへようこそ – アーベントフィル

鶴ヶ島シティオケは昨年12月以来2度目、アーベントは昨年12月以来4度目(今年3月の室内楽演奏会を含めると5度目)の演奏会です。出演依頼が微妙な時期に来てしまい、リハーサルと本番の時間が被っていないことからどちらも引き受けることになってしまいました。

6年前のケースと異なるのは、鶴ヶ島シティオケはファゴットのみ、アーベントはコントラファゴットのみ、演奏会の中で持ち替えをしないこと。そして演奏会間の移動にマイカーを使えること。あとは両団体とも依頼の上で出演を決定していることでしょうか(6年前はヒネモスは所属団体、ワル響は自らエントリーした団体)。

鶴ヶ島シティオケは前半の曲目は1stを担当。カルメンは全曲版を約4年前の夢十夜で演奏しており、組曲版をちゃんと演奏するのは初めて。実は来年の毘沙門で演奏することが決定しており、それの予習ということにもなりました。

後半プログラム、ドヴォルザーク交響曲第8番は2ndを。2ndといっても(ファゴットにはよくあることですが)需要度が高く、第4楽章はコントラバスのピッチカートと同じ音を吹くという、普通の旋律を奏でるよりもよっぽど神経を使う場面が、しかも曲中で繰り返し出てきました。

演奏内容としては…自分の力は出し切れたとは思うんですが、全体を聞いた印象としてはどうでしょうね。ちょくちょく入り間違いとかあったようですし、最後までハラハラが抜けない演奏会でした。

気を取り直して礼服のまま車に乗り込み、関越道を南下して参宮橋へ。アーベントではボレロとマーラー交響曲第5番をコントラファゴットで演奏しました。

マーラーの交響曲第5番は、本来の譜面では3rdファゴットとコントラファゴットが持ち替えとなっています。ファゴットの奏者が4人いることから、3rdとコントラを分離し、持ち替えの負担を軽減することとしました。曲中ですばやく持ち替えしなければならない場面が多く、3rdにも高音域を求めている譜面だったので、この分担は正解だったと思います。

なおこの曲には1st、2nd、3rdともファゴットにLow-Aを吹く譜面になっています。念の為説明すると、ファゴットは通常Low-B♭が最低音で、その半音下の音を出せ、とマーラーが言っているのです。

そんなマーラーの無茶振りを実現するため、今回ファゴット最低音延長管、通称「ラガデル」を紙製で作ってみました。

在学中に塩ビパイプを旋盤で削って作ったものが紛失してしまい、今の環境では旋盤を用意するのが難しいので紙を丸めて作りました。髪で作ったほうが多少の内径の誤差にも対応できるので、許容度が上がったとも言えます。

ボレロは約10年前に、これまた夢十夜で演奏して以来でした。コントラファゴットとしては108回の繰り返しがあるという単なる苦行と数え間違いを回避するのができれば問題ない、というかなり負荷の薄い曲目です。

マーラーの5番は、コンファゴにもやたらトリルをさせるし、転調は多いし、夜の歌のようにソロはないにしろ、チューバとのソリや低音だけで動く場面が多く、かなり難易度が高い曲でした。曲を通してちゃんと吹けているか、不安なまま本番を迎えたのですが、演奏後にコンファゴの技量を褒められたのは素直に嬉しかったです。小さい音も大きい音もちゃんと出せる様になっていてよかったよかった。

何はともあれ3度目のダブルヘッダーは無事に終了しました。「もうやらない!」といいつつまたやってしまいました。もう今度こそ無い、と思います。というか体力的にそろそろ本気でキツい。