二夜目無事終わりました

告知した夢十夜の第2回演奏会が無事に終わりました。いや、本当に無事に終わって良かった。

新宿文化センターの大ホールは、前回の東工大オケ定期を行った練馬文化センターのように、舞台から台形に客席が広がり奥行きがやや狭めのプロセニアム形式のホールなんだけど、響きはこちらのほうが断然良かったと思う。2階席も広くて天井も高いし、パイプオルガンが設置されてる事や、2007年に回収したおかげかな。

演奏の出来は、出演者が言うのも何だけれど、本当に良かったと思う。ボレロもちゃんと綺麗に仕上がっていたし(楽屋でEsクラと練習していたら一拍短く吹いていたりして、本番まで不安が拭いきれなかったのです)、夜想曲も崩壊せずにちゃんと終わったし合唱も(一部飛び出してたりしたけど)オケとマッチしてたし。フォーレは客席で聞いていたけど、ホールで聞いてようやくこの曲の良さを認識しました。確かにヴェルディほどの派手さは無いけれど、ベルレクにはない美しさが輝いていました。ソプラノ独唱があるのは第4曲だけなのだけれど、その曲のときだけ舞台裏から出て、パイプオルガンのある舞台下手の段に立って歌う演出は本当に感動してしまった。

自分自身の演奏もそんなに悪くはなかったはず。ただ、前のボレロが終わってコントラファゴットを持って退場し、すぐさまファゴットに持ち替えて舞台に再登場するのは大変だったなあ、入れ替えするだけで息があがるとは。合唱が舞台上に上がるのに時間がかかっていなかったら、呼吸が整わなくて曲の最初の音がちゃんと出なかったかも。

次の夢十夜は2010年9月5日(日)、横浜みなとみらいホールでモーツァルトのレクイエムらしいです。今度は客席で聞けるかなあ?

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