自分が出演した4月のヒネモス定期のパンフレットに挟み込みされていた、東芝府中吹奏楽団(TFWO)の演奏会を聴きに行ってきました。
東芝府中吹奏楽団 第44回定期演奏会
- 日時
- 2014年5月17日(土) 13:15開場 14:00開演
- 会場
- 府中の森芸術劇場 どりーむホール
- 入場
- 全席自由 入場無料
- 曲目
- 第1部
- 建部知弘、藤田玄播[補作]/コンサートマーチ「テイク・オフ」
- 谷地村博人/2014年度全日本吹奏楽コンクール課題曲 きみは林檎の樹を植える
- アルフレッド・リード/オセロ
- 第2部「音楽で巡る世界一周」
- 佐藤直紀/デパーチャー
- ハワイアン メドレー(ブルーハワイ、アロハ・オエ、真珠貝の歌、マリヒニ・メレ、南国の夜)
- アリー・バーロッソ/ブラジル
- ポール・マカートニー/イエスタデイ
- マイク・ディーガン/オー シャンゼリゼ
- ヴァン・マッコイ/アフリカン シンフォニー
- 喜多郎/シルクロード
- 文部省唱歌/ふじの山 (*)
- シャーマン兄弟/小さな世界 (*)
- (アンコール)スーザ/星条旗よ永遠なれ
- (アンコール)林春生/サザエさん (*)
- 客演指揮
- 大河内雅彦
- 合唱共演(*)
- 府中少年少女合唱団
- 主催
- 東芝府中吹奏楽団
第二部から客席に入ります pic.twitter.com/7CnqfC6VH9
— B4たかし (@b4takashi) 2014, 5月 17
開場の時間までに間に合わなかったため、ホールに着いた時にはオセロの演奏は始まっていました。第2部から客席に入りましたが、舞台後ろの反響板を移動して、映像が映せるようにしていました。第2部の「世界一周」に合わせて、世界各国の写真を写していました。
これは一般の吹奏楽団なら普通のコトで、全く楽団の技術とは違う話なのだけれども、第2部で曲毎に解説を入れられると、私としてはちょっと興が削がれてしまうな、と感じてしまいました。特に司会の方が曲名を紹介して、団員の誰かがその曲をさらに詳しく紹介すると、それだけで2〜3分は経ってしまう。それぞれの曲の長さは短いもので3分程、長くても10分は超えていませんでした。なんか吹奏楽曲を聞きに来たのだか、曲紹介を聴きに来たのだか分からなくなってしまいました。
いや、まあアマチュアの吹奏楽団ってそういうことを求められている面もあって、実際に客席の皆さんは楽しんでいたようですが、私としては第1部の曲もじっくり聞けなかったので(特にオセロは聴きたかった…)、ちょっと残念でした。ま、ちゃんと早くホールに着いておけばよかったのですが。
興が削がれたといえば、お客さんも全体的にノリがあまり良くなかったような印象を受けました。アンコールでスーザのマーチをやるんだったら、手拍子くらい起きても良かったんじゃないかな、と。ヒネモス定期の雷神では400人のお客さんが手を動かしてくれたのですけれど、今回の府中の数百名のお客さんは、うーん。何だか演奏以外のところが気になってしまって、TFWOの皆様には申し訳ないです。
吹奏楽団というと、曲を演奏するだけでなく、こういったお客さんを楽しませる工夫も必要になってくるのだろう、と思います。しかしそれって果たして、音楽を楽しむことができることになるのか。自分には疑問が残って、ある意味印象深い演奏会経験でした。
- Welcome to TOSHIBA Fuchu Wind Orchestra Page
- B4たかし日記2005年2月 – 東芝吹奏楽団(TFWOとは別団体です)を聴きに行った感想。今聴いたらまた別の印象を持つかもしれませんね