東工大オケの第150回となる定期演奏会が先週末にあったので聞いてきました。
東京工業大学管弦楽団 第150回定期演奏会
- 日時
- 2014年5月24日 開場17:30 開演18:00
- 会場
- 江戸川区総合文化センター 大ホール
- 指揮
- 末永隆一
- ピアノ独奏
- 川村文雄
- 曲目
- G. ヴェルディ / 歌劇『ナブッコ』への序曲
- S. ラフマニノフ / ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op. 18
- アンコール : S. ラフマニノフ / 前奏曲ト短調 Op. 32-5
- A. ドヴォルジャーク / 交響曲第8番ト長調 Op. 88
- アンコール : A. ドヴォルジャーク / スラブ舞曲第8番ト短調
ナブッコは初めて聞いた曲だったのですが、緩急のついた軽やかな曲でした。まさに演奏会のオープニングにふさわしい曲ですね。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏するのは7年半前の定期演奏会以来で、その時と同じピアニストの川村さんとの再びの共演でした(実際に同じ舞台に立ったのは指揮者とピアニストだけですが)。さすがは川村さんのピアノで、ラフマニノフの美しくも情熱的な演奏を聴くことが出来ました。
ドヴォルザークの交響曲第8番は、これまで東工大オケの選曲に何度か候補に挙がりながらも何故か演奏する機会に恵まれなかった曲。第9番『新世界より』ほど知名度はないですが、むしろドヴォルザークの出身チェコらしさが詰め込まれた名曲。オケの皆さん上手かったですねぇ、良い演奏でした。
150回と記念すべき回数の定期演奏会ですが、曲目としては変に飾らず堅実な選曲でしたね。ここでマーラーとかベルリオーズとかリムスキー=コルサコフとかに走らないのが東工大オケらしいんでしょうか。
豪華だったのはパンフレット。A4版オールカラー20ページのパンフレットは、今までで最も手間のかかったパンフレットではないでしょうか。どこのそんなお金があったのやら。
ホール広い pic.twitter.com/DPJJxLNcxy
— B4たかし (@b4takashi) 2014, 5月 24
会場である江戸川区総合文化センターは最寄駅から遠くて集客が気になったのですが、蓋を開けてみれば来場者数は881人
と盛況だったようです。ホール内壁に木を多く使っている、響きの良いホールでしたね。
なお次回の定期演奏会は文京シビックホール、12月26日は金曜日で若干行けるかどうか不安ですが、今度も期待したいですね。