前回に引き続き、今回も観客として東工大オケの演奏会を聞くことができました。
東京工業大学管弦楽団 第143回定期演奏会
- 日時
- 2010年12月25日(土) 開場17:30 開演18:00
- 場所
- 杉並公会堂 大ホール
- 曲目
- カール・マリア・フォン・ウェーバー / 歌劇『オベロン』序曲
- ピョートル・チャイコフスキー / 幻想序曲『ロメオとジュリエット』
- ジャン・シベリウス / 交響曲第2番
- 指揮
- 末永 隆一
- 公式サイト
- 東京工業大学管弦楽団
自分はヒネモスのチラシ挟み込み要員として14時に現地入り、1時間ぐらい頑張って挟み込んでいました。15時から開場の17時半まで暇になってしまったので、近くの漫画喫茶で時間を潰してから再び杉並公会堂に来ました。
盛況なのは良いのですが、開場前の誘導が上手くできておらず、公会堂前のエントランスのみならず、青梅街道沿いの歩道にまで開場待ちのお客が溢れてしまったのは良くないです。受付が声も張らずに適当にウダウダ動いていたので、いっそ自分が「こちらから折り返してお並びください!」と声をかけようと思ったぐらい。 こういう事態は事前に想定出来たはずなのだから、こういった自体は防げたはず。冬の定期演奏会(2010年12月25日の第143回定期演奏会も、ここ杉並公会堂で開催予定です)には改善してもらわなければなりません。
前回の演奏会はこのように誘導が徹底されていませんでしたが、今回は事前にきちんと周知が図られていたようです。一定の人数を2階受付に並べた後は、1階エントランスに4列に並ばせていました。また、列の最後尾が歩道にはみ出ないよう、開場を予め前倒しにしていました。
入場の混乱はなくなっていましたが、入場客が多いのは前回と同様でした。1階席はほぼ満席で、2階席もステージ裏の座席以外はほとんどの席が埋まっていました。1000人以上はおそらく集客していたんだろうなあ。
演奏のほうも安定して上手かったと思います。特にメインのシベ2はメンバーの情熱が一層熱くなっていると感じました。ファゴットのソロ(ソリ?)も良かったしね!現役の皆様はお疲れ様でした。
…それにしても、マーラーで引退した137回定期から既に3年が経過したとは、今でもあまり実感がわきません。「ホールが取れないっ!→クリスマスの芸劇をおさえた!」とホール予約でテンヤワンヤだったのがつい一昨日、ホールの予約システムを放り投げたり会場設営で連絡していたのがつい昨日のことのよう。そういえばその演奏会での曲目、一度決まったにも関わらず覆されてやらなくなってしまったのがそのシベリウスの交響曲第2番でしたっけ、なんだか感慨深いですね。