以前絹川愛選手が未知のウイルスにかかったことを伝えたけれど、治療に当たっている松元整形外科クリニックの松元司院長について調べたところ、どうやら記事の信憑性がかなり怪しいらしい。・・・というか、ガセ? 以下の記事に詳しく書かれているが、要するに自分は激しく釣られてしまったということのようだ。
ちょっと調べれば、「整形外科なのに血液検査?」とか「未知のウイルスって何だよ?」とか突っ込めたはずなのに、スポーツ報知の記事を鵜呑みにしてしまった自分を反省。ちゃんとググりましょう。
マス・メディアに限らず、学会誌に掲載された論文だって、実は如何わしいものが多いんです。研究室の輪講で出てきたので一番驚いたのは、『マニュアルのモザイキング方法』とかいうタイトルの論文。「モザイキング」とは、複数の低解像度の画像を組み合わせて1枚の高解像度の画像を生成する方法のことです。で、この論文では、Adobe Photoshop™を使って、本当に手動で画像を組み合わせる方法を紹介してました。おもわずその場で吹き出しそうになってしまいましたが、掲載される雑誌によってはそんな研究内容でも通過してしまうんです。
学術論文誌や科学雑誌にも掲載されてない新理論なんて、そりゃーもう怪しいこと間違い無し。先日発表されたらしい、WESについてはまさにそう。