授業初め

機械知能システム学科の「革新的工学教育カリキュラム」が、社団法人日本機械学会教育賞を受賞したそうです。

東工大の工学部には機械科学科・機械宇宙学科・機械知能システム学科の3つの機械系学科があり、機械知能システム学科は、旧称の生産機械工学科の名の通り、より実践的な機械教育を行っています(人工知能の研究ばかりしているわけではありません!)。で、講義・演習・実験を統合した機械知能独特のカリキュラムが評価されたようです。

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リテラシー(=読み書き算の基本的能力)というと解りにくいけど

lit·er-a·cy
1 読み書き算の基本的能力; 教養[教育]があること (↔ illiteracy).
2 読み書き算を含めた社会的に必要となる基本的能力; (ある分野の)知識, 能力, リテラシー
il·lit·er-a·cy
1 読み書きができないこと, 無学 (↔ literacy).
2 (無学による)言い[書き]間違い.

ジーニアス英和大辞典 大修館書店

リテラシーって言葉はこのごろベネッセがCMで使ったりして聞くのですが、どうもピンと来ないので、反義語のイリテラシーを調べたところ、「無学」という単語が飛び込んできました。なるほど、リテラシーって、無学にならない為の知識・教養なわけですね。

コンピューターリテラシー

スラッシュドットのmixi、「裏技」で悪意のユーザーに振り回されるという記事にもあるように、会員数が750万人を超える、SNSのトップを言っているようなミクシィですが、このごろインターネット初心者が簡単な罠にはまってしまって問題を起こすことが増えているようです。信頼できる友人が話を持ち込んでしまうと罠と気付かず、善意でチェーンメールを回したりしてしまうようです。近頃は高校でも「情報」なんて科目があるそうですが、倫理面も含めたリテラシー教育まできちんと手が回るのかどうか・・・。

高校 世界史等履修問題

今文部科学省や各高校やらがテンヤワンヤの履修問題。なんで受験に関係ない世界史を教わる必要があるかと言えば、結局は日本人の教養として必要だからってことなんでしょうね。19世紀以降からの歴史は確かに現在の世界情勢に大いに関わっているので習った方が良いですよね(それ以前も勿論重要ですが)。日本史の方もかなり重要だとは思いますけど。

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高校バトン

このごろ大学の講義が楽しい。類所属だった1年生の間は教養課程ばっかりで学んでいることがどういう風にこれから役立つか今イチ不透明で、やる意義が見えてこなかった(だから興味がわかなくて単位を落とした)。学科所属してからの専門科目は面白いのなんの。

単に授業がより実際の実験・研究で使えるモノになって来たというのと、学科の目標が「人間にやさしくかしこいものを生み出すための新しい工学の創造」と実社会に役立つことを前提にしているということ、あと学科のクラスの9割が工業力学の単位を落としているという安心感と、石川台に向かうときに自転車で疾走する爽快感からでしょう、といろいろ故実けてみる。

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こらむらんどと第九と

一昨日の13日は、夕方からこらむらんどの打ち上げにいってきました。 自分はコラムを書き上げられませんでした。それとまじょさん(=こらむらんど講義の先生)の家が大岡山キャンパスに近くてしかも立派なのに驚き。そして自分が来年度こらむらんどTAにほぼ決定?手伝うのは構わないんですが、管弦楽団の練習とかぶってほとんど手伝えなさそう・・・。

昨日14日はオケの団員の友人が出ている学芸大の第九を聞きにいきました。授業でベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」第4楽章を演奏するのがあるらしく、それの発表ということだそうです。半年でこの曲を仕上げるのは大変だったろうなあ。あと発表を行った芸術館が狭かったので、本当に手を伸ばせば届く位置にチェロがいました。第九は聞いてみると予想以上にファゴットが目立つんですね、東工大125周年の第九も楽しみだ!けど実のところ、自分はホールでじっくり聞けるんだろうか、また手伝いかな?

その後は新宿で楽典を買って、それから滝野川会館で行われたドリームブラス2006を聞きにいきました。途中(学大に行ったのとは別の)オケの友人と偶然あってびっくりしました。シエナウィンドの先生がソロをやったり(本当に神がかってる!)と楽しめました。

ん、なんか忘れてる・・・14日は確か重要なイベントがあったような・・・。

テスト終了

期末試験がいろいろと終了しました。なんかこう、精神的に疲れました、はい。

今は学校のパソコンで更新中です。これから長い春休みなのでゆっくり休息・・・とはいかないか、春の定期演奏会に向けて練習をしなければならないし、高大連携特別選抜の新入生との懇談会もあるし。そしてブログの更なるパワーアップもさせて行きたいところ。立ち止まって入られません!

リズムの乱れ

土曜日には定期演奏会なのですが、初舞台直前になって生活習慣が思いっきり乱れてます。一日平均睡眠時間が2時間を割ってるかも。

原因は今週にどっさりと出された課題です。水曜には微分積分学の中間試験があり(結果はぼろぼろでしょうが)、総合科目の課題を出したり物理実験やら物理演習やら化学第二やら工業力学やらいろいろ出過ぎ。

んで疲れてしまって風呂に入ったら湯船で寝てしまい(※良い子は真似するな)、風呂の中で2時間くらい時間が経ってることもしばしば。指の皮がふやけてシワシワです。今日も部活が終わって帰ったのが12時過ぎ、風呂に入ったのは深夜1時、でも出たのは3時。だからこんな時間にブログ更新です。

そしてこれから化学第二の宿題と工業力学の演習を解かねば・・・こんなのでちゃんと演奏できるのかなあ。

特別選抜された人、される人

16日(水)は高校に呼び出されて田町へ。やはり特別選抜の10人の数学の件についてが主な話でした。あとは実際に大学ではどんな授業が行われているかとか、推薦で大学で受かった人たちに3学期中に教える「数理応用」ではどんなことを教えれば大学で役に立つのか、などを話しました。

ついでに言えばその次の17日は高大連携特別選抜の合格発表だったようです。今年は9人合格、しかし1類と3類には新入生が入らないようです。しかし懐かしいなあ、もうあれから一年経ったのかあ、長いようで短いなあ。

工業大学で芸術

今日は水曜なのですが、ハッピーマンデーやらで学期中に授業を行える月曜日が少ないため、月曜日の授業が行われました。

月曜の授業の2コマは文系基礎科目で、自分は 社会の理工学と芸術、という授業をとっています。内容はゲーム理論や経済などです。先生はとてもいい人で話も興味深いものが多いのですが、授業が難しくさらに課題が多い・・・。一昨日と今日とで課題が4つ出されたし、受講者が少ないのもうなずけます。ただ人数が少なく授業がきつい分学生たちの間で連帯感が生まれる予感。

その先生が企画して行われているのが東京工業大学の社会理工学研究科とイノベーションマネジメント研究科、それに教育工学開発センターが主催している「ART at Tokyo Tech」で、昼休みや放課後の時間を利用してアンサンブル等の演奏会を行っています。

先生曰く東工大を芸術の大学にしたいそうで。確かにベヒシュタインのピアノを修理したし、ディジタル多目的ホールや70周年記念講堂等、音楽をたしなむには悪くない環境です。入場無料ということもあって学生や職員だけでなく近隣住民の方も演奏会に足を運んでくれているようです。来年以降は音楽以外の芸術分野の企画もするそうです。

今日もピアノ3重奏演奏会があるというので聴きにいきました。自分は音楽に興味があるだけでなく、これをきいてレポートを出せばさっきの授業に加点してくれる、というおまけが付いてくるのも理由なのですが:-)。