先々月、先月に引き続き、日本フィルの東京定期、今回はドヴォルザーク2曲でした。
コバケンの演奏、今回も唸っていました。でも交響曲第8番を生で聞いて、始めて「嗚呼、これってこんなに良い曲なんだ!」って思いました、やっぱりプロだと力の入れ様が違うのか、今まで良い演奏を単に聴いていなかったのか。
残念だったのは、今回の演奏会は観客に中学生や障害者などのが多く、演奏中のマナーが悪い人がいたこと。自分の斜め後ろの客も演奏中に喋っていて、こちらはチェロ協奏曲に集中出来ませんでした。その2人には休憩中にやんわりと注意しましたが、後で演奏会の手伝いを行っていた知人に聞いてみたところ、他にもそういった苦情が多かったとか。
クラシック音楽の裾野を広げるという意味では重要なのだろうとは思いますが、ビギナーの方にはそれなりに聞き方をガイドしたりとか客席の区分けを変更するとか、色々と工夫が必要なのかも、と思った演奏会でした。