ロメオとジュリエット@サントリーホール by 日本フィル

3月11日は大学で一夜を明かし、12日の10時頃にようやく家につくことが出来ました。で、チケットを貰っていた日本フィルの定期演奏会はどうやらこんな地震直後でも行うということを確認したので、12日はサントリーホールで演奏会を聞いてきました。

日本フィルハーモニー交響楽団 第628回定期演奏会

日時
2011年3月11日(金) 午後7時・12日(土) 午後2時
指揮
アレクサンドル・ラザレフ
ヴァイオリン
矢野玲子
曲目
芥川也寸志/交響管絃楽のための音楽
ストラヴィンスキー/ヴァイオリン協奏曲
プロコフィエフ/バレエ音楽《ロメオとジュリエット》より
アンコール:プロコフィエフ/古典交響曲から第3楽章
会場
サントリーホール 大ホール

11日に地震が起きた後は、首都圏のほとんどの電車が止まっていたはず。そんな中で演奏会を挙行してもホールに来る手段が殆ど無い(バスは動いていたかもしれませんが)のだから鑑賞客はいないだろうなあ、と思うのですが、逆に考えればリハーサル中の楽団員も帰る術が無くなっているということ。そこで中止にしたところで暇を持て余すことになってしまうから、いっそのこと演奏してしまおう、ということだったのでしょうか。

日付が変わって12日になっていても鉄道のダイヤは乱れたままで、京王線も各駅停車のみの運行となっていました。帰ってくるときは確かに急行・快速も走っていたはずなのですが…。そんなわけで余裕を見て家を出発したつもりだったのですが、演奏会の芥川とストラヴィンスキーのVn.協奏曲の1・2楽章は聞くことが出来ませんでした。

プロコのロメジュリは吹奏楽で以前以前出演したこともあって馴染みの深い曲でした。プロコフィエフのバレエ音楽は良いですね。

それにしても、12日はやはり客の入りが悪かったです、客席の半分ほども埋まっていなかったようでした。停電が起こるとも言われていましたし、そりゃ仕方がないですね。サントリーホールに限らず、六本木に渋谷と、今日は東京の何処も人が少なかったです。

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