出演しているエキストラの方に誘われて、エキストラとして吹奏楽団の演奏会に出演してきました。
フェルヴェール管楽合奏団 第18回定期演奏会
- 日時
- 2017年2月19日(日) 開場13:30 開演14:00
- 会場
- 品川区立総合区民会館 きゅりあん 大ホール
- 指揮
- 中村亮太・小野研志
- 曲目
- ジェームズ・バーンズ / 交響的序曲
- エリック・ウィテカー / オクトーバー
- フィリップ・スパーク / ダンス・ムーブメント
- カール・オルフ | ジョン・クランス編曲 / カルミナ・ブラーナ
- (アンコール)ピエトロ・マスカーニ / オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より 間奏曲
- (アンコール)ジョン・フィリップ・スーザ / 行進曲「ワシントン・ポスト」
- 入場料
- 無料・全席自由
楽団の存在自体は以前より知っていたのですが、出演させてもらったのは今回が初。団員が交代で指揮者を(本番も含め)担当するという形態でした。
カルミナといえば4年以上前に夢十夜で演奏したことがあるので曲の構成はだいたい把握して合奏に臨めました。合唱がいないのと、第2部「酒場で (In Taberna)」第2曲「昔は湖に住まっていた(Olim lacus colueram)」のファゴットソロなどいくつかの曲が省略された編曲だったのがちょっと寂しかったですが、よく知っている曲な分、心に余裕を持って演奏することができました。
大変だったのはむしろ第1部トリの曲、ダンス・ムーヴメントでした。第1楽章と第4楽章は速いテンポでかつ臨時記号が多く、さらうのが大変でした。また第2楽章の最終盤には4音ながらコントラファゴットのソロがあり、下降系の跳躍で音を外す確率が低くなく気を引けませんでした。第4楽章の後半には、私史上最難の指使いのパートがありました。ベートーヴェン交響曲第9番やブラームスのドイツレクイエムよりも難しいのではないか、と思えるほど。指使いが難しすぎて楽器の重量を手で支えることが困難と判断し、10年以上のコントラファゴット経験でも初めて、ストラップを付けてコントラファゴットを演奏しました。両手から楽器の重量が軽減された分だけ演奏しやすくなりましたが、楽器の持ち替えが容易にできなくなるので今後はやりたくないですね…。
ヒネモスでも演奏しないような困難な曲を演奏する機会に恵まれて良かったです。また吹奏楽つながりで色んな人と知り合うことが出来る良い機会となりました。