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演奏会を作るのは、大変だけどやっぱり楽しい ―― THPO#14

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10月8日は、私の所属する東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団(THPO)の第14回となる演奏会がありました。私が参加してから6回目、運営に参画してから2回目の演奏会です。

東京ハートフェルトフィルハーモニック管弦楽団 第14回演奏会 ファミリーコンサート 《動物だ! オルガンだ! サン=サーンスだ!!》

THPO第14回演奏会 チラシ

THPO第14回演奏会 チラシ

日時
2016年10月8日(土) 14:00開場 14:30開演
会場
新宿文化センター 大ホール
指揮
小松 拓人
曲目
カミーユ・サン=サーンスオペラ『サムソンとデリラ』作品47より 「バッカナール」
カミーユ・サン=サーンス組曲『動物の謝肉祭』
カミーユ・サン=サーンス交響曲第3番ハ短調作品78《オルガン付き》
アンコール : カミーユ・サン=サーンス/組曲『動物の謝肉祭』より 第14曲「終曲」(THPO編曲による拡大管弦楽版)
入場料
500円
60歳以上、15歳以下、新宿区民の方は無料(当日受付にて証明できるものをご提示下さい)
当日のチケット交換・販売は13:30から、上記の入場無料対象者へのチケット頒布もこの時刻からとなります。(ロビーの混雑状況により前倒しとなる可能性があります)

前回は私の選曲案だったのですが、今回は別の方の選曲が通りまして、全曲がサン=サーンス作品となりました。さて、サン=サーンスって自分は案外やったことないな、と演奏曲目を見直したら、10年前の工大祭でのミニコンサート以来演奏したことがなかったようです。クラシック音楽界での超有名人なのに、これまで私とは関わりが浅かったようです。

チラシ・パンフレット・チケットのデザインは今回も私が担当、ついでに今回の演奏会のテーマ《動物だ!オルガンだ!サン=サーンスだ!!》も考案しました。そのテーマにふさわしく、パイプオルガン(新宿文化センターで実物を撮影)と、動物(一部は私が多摩動物公園で撮影)を、これでもか!という具合にカラフルに組み合わせました。

パンフレットの原稿も私が担当しました。巻き三つ折りの構造を利用して、B5版のパンフレットを1ページ捲ると曲順とマジメな曲紹介、もう1ページ捲ると可愛いイラストで動物と楽器の砕けた紹介が現れる、という仕組みの冊子としました。「クラシックを初めて聴く子供」「音楽を本格的に楽しみたい人」どちらにも満足してもらえるような造作にした、つもりです。

THPO第14回演奏会 パンフレット表面

THPO第14回演奏会 パンフレット表面

THPO第14回演奏会 パンフレット裏面

THPO第14回演奏会 パンフレット裏面

一方で、演奏会の演出についてはほぼ関与できず、丸投げしてしまいました。結局、他の方が『動物の謝肉祭』用に各々の動物のスライドを作ってくれました。

スライドを映写するプロジェクターはレンタルしたのですが、当日になってプロジェクターとPCを接続する映像ケーブルの長さが足りないことが判明、誰かがそばにいて操作する必要が生じました。

というわけで、私が舞台上で黒子の衣装で操作することとしました。操作の手筈は本番当日のリハーサル中に慌てて合わせたので、本番きちんと動くかドキドキでした。楽器を吹くより緊張したかも。

演奏面では、当初はコントラファゴットで出演予定だったのですが、諸般の事情によりファゴット1stで出演することとなりました。交響曲第3番、特に第1楽章第1部での絶え間なく続く16分音符、しかも全て裏拍から入るという、他の曲ではいままでなかった難しさに苦しめられました。それ以外の箇所も、曲を聞いただけでは入りづらい箇所が幾度もありました。

運営に付きっきり、パートも途中から変更ということもあり、楽器同士でのアンサンブルが十分に出来なかったのは大きな反省点です。演奏か運営か、どちらかに注力できればよかったのでしょうが…。

広報の活躍も有り、今回803名以上(未就学児はチケットをカウントせずに入場した可能性があるため正確にはもうちょっと多いそう)という(多分)過去最高の入場者数となりました。子供の泣き声をどのように対処するのか、といったご指摘は多くいただきましたが、コンセプトと企画でTHPOにわざわざ足を運んで聞きに来てくれる人が多いのは嬉しいことです。過去3度演奏した練馬文化センターから今回は新宿文化センターと場所を移したので不安もあったのですが、無事に多くのお客様を迎えて終演まで漕ぎ着くことが出来ました。

今シーズンの後半では、今後の活動について運営チームが団の存廃も含めて検討することもあったのですが、演奏会後の打ち上げ、その後の反省会などを通じて、楽団の活動を後押ししてくれる声が団員から多く掛けられました。楽団員、観客、当日演奏会を手伝ってくれたスタッフ、その他多くの人の後押しもあり、これまで、そしてこれからもTHPOは活動を続けられそうです。こういった反響があるからこそ、私も「もうちょっと無茶してでも、良い演奏会を作っていこう」という気にさせてくれます。

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