ヒネモス アンサンブル大会 (2014夏)

6月15日は、ヒネモスのアンサンブル大会がありました。

前回のアンサンブル大会からおよそ半年で今回となりました。これまでの団内アンサンブル大会は年に一度、10月の練馬まつりと翌年4月の定期演奏会の間、12月から1月に行われていました。2014年度からは4月の定期演奏会から8月のアンサンブル演奏会の間の期間にアンサンブル大会を開催し、練馬まつりが終わった10月からは翌年4月の定期演奏会までたっぷり半年間練習に集中しよう、という意図のようです。

また、今回は木管パート同士で対抗戦をやろう!ということになりまして、木管5重奏のチームを3チーム編成しました。それぞれのチームで課題曲と自由曲を1つずつ演奏、合わせて15分程度のパフォーマンス。要は団内でコンクールをやろうということですね。吹奏楽連盟に所属していないヒネモスならでは、でしょうか。

私が演奏したのは、プーランクのノヴェレッテ(課題曲)とファルカシュの17世紀の古いハンガリー舞曲(自由曲)。ノヴェレッテは昨年も結婚式で演奏していたり、自由曲のファルカシュも第1曲と第5曲は6年半前に演奏したことがあるので、それぞれ馴染みはある曲でした。しかし今まで演奏機会があった木管五重奏のメンバー(Ensemble Poulhaud (アンサンブル・プヨー))ではないため、プーランク演奏でのアンサンブルはなれるのに時間がかかりました。ファルカシュについては第3曲にファゴットのソロっぽい超絶技巧があったり、第5曲目はテンポの早い曲で、大変でした。第5曲目は「テンポ早い!」って思い込んでしかも息継ぎ箇所が少なくて焦る結果、自分がテンポを早くしていることにリハーサルで気付かされました。

本番では多少の事故はありつつ(でもその事故もリハーサルでちゃんと練習しておけば回避できたのではないかな…と後悔もありつつ)それなりにアンサンブルが出来たと思います。「木管五重奏をしっかり練習して公演するのは大変だなあ」と練習をし始めた最初は思ったのですが、真剣にアンサンブルに向き合うと大変な分だけ楽しみも広がりますね。

他の2チームも(そして最後にドリームチームでもう1度)ノヴェレッテを演奏していましたが、当然というかそれぞれのチームで吹き方が異なっていました。同じ楽団に所属していても、チームのそれぞれのカラーが出てくるものだな、と個性の豊かさにも気付かされました。

その他、リコーダーアンサンブルとか、ファゴットとチューバの2重奏とか、チューバ4重奏とか面白い編成を聴くことが出来ました。なかなか個々の音をちゃんと聞く機会は少ないので、こういうアンサンブルの演奏会は良いですね。

今回のアンサンブル大会は団内だけの非公開の演奏でしたが、8月10日の第3回アンサンブル演奏会は一般公開、入場無料です。アンサンブル大会での曲をやったり、その他のアンサンブルも演奏する予定です。こちらにはお暇がありましたら是非お越しくださいませ。

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