「渋谷サントリーホール」には出来ないか 渋谷公会堂が渋谷C.C.Lemonホールに

渋谷公会堂が改装工事をしているのは知っていたのですが、なんと名称が「渋谷C.C.Lemonホール」になるらしいです。ついに音楽ホールも命名権の時代ですか。ポップス音楽ならともかく、吹奏楽や管弦楽などのクラシックをやるにはちと合わないような名前だなあ・・・。「サントリー伊右衛門ホール」だと和楽しかしなさそうだし、「サントリー山崎ホール」だと宣伝効果が弱いか、「サントリー マグナムドライ ホール」ならまあまあ、と言えど酒類はあまりよくないのかな。

素直に「渋谷サントリーホール」とすれば・・・嗚呼駄目だ、似た名前が既に。:-)

お試しファゴット

駄目だ寝られない。朝風呂に入ろうと思って夜に入らなかったのがいけないのか、昨日のイザコザが原因か・・・、いやまて、のどの奥が腫れてる気がする。要は風邪か。

そういや昨日部室で自分が楽器吹く気はあまり起きなかったけど、他の楽器パートの人に試奏させてあげたなあ。

  1. Fl. の人 : それなりに音出せてた。ラフマニノフのピアコン(2)のメロディやってたけど調が違うのはココだけの話。
  2. Ob. の人 : 同じダブルリードのためか(音域高いけど)かなり吹けてた。とゆーか自分の知らん運指で指が回りまくってる。驚嘆。
  3. Tb. の人 : 「音が出ない」と嘆いてたけどぶっちゃけ自分の指導力不足のせいですスイマセン。あとネックストラップ使ったのも要因。ただ指短いと確かにファゴットは演奏しにくいかも。
  4. Cl. の人 : クラリネットとはかなり指が違うので困惑されてた。要はファゴットの指遣いが非合理的なんです。

以上順番に、自分からの感想でした。木管3人からは大体「楽器が重い」と言われました。まあフルート・オーボエ・クラリネットから比べれば遥かに重いよなあ。トロンボーンとは(F管付きなら)大差ないかも。

なお自分が暇なときなら、ファゴットの試し吹きは大歓迎ですんで、部室にいるときにお気軽にどうぞ。そのままファゴットパートに入ってもらっても構いませんよ 🙂 。

その後先輩とともに夕飯を食べたら3時間半も長居してました。それだけいても話はつきませんでしたね。

惑星+冥王星

合宿から帰ってみたら冥王星が惑星でなくなってた、なんてこともこの前ありましたね。新しいカテゴリー「矮惑星」に降格とか。

でもIAU総会に出た学者さん曰く、「多数の天体群(カイパーベルト天体群)を率いるリーダー」とみなそうというものであって、もう冥王星のことは考えないという「格下げ」ではないとのこと。なるほどお・・・と言ってもよく解らないんですけどね。それより総会に東工大の教授が出席していたことの方がビックリです。

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10周年のサマコン2006

21日から26日まで志賀高原の木戸池温泉ホテルで東工大オケの夏合宿に行ってました。

今回のサマーコンサートは弦楽曲を除いた全ての曲に出演していたので、本当に朝から晩まで練習していました。ホテルについてから部室にコントラファゴットのリードを忘れるという大失態を起こし、後から来る先輩に持ってくるよう頼んだら間違えて普通のファゴットリードを持ってきてしまうということもありましたがなんとかその後持ってきてもらうことに成功しました。

去年の記事を見るといつ風呂に入るんだろうと書いてますが、今回は本当に2回風呂に行くのを逃しました。休憩時間があった時先輩に「寝ろ!」と言われたのですが本当に大事なことだなと痛感。

練習が終わってから同セクションの人に「よく全乗りなのに元気だね」と言われたんですが、その元気の半分は痩せ我慢から出来てます。自分が疲れた顔をしては周りに疲労感を与えてしまうじゃないか、と。もう半分は、実際そんなに疲れてないと言うか、楽しかったので疲れる必要がなかったというか。

まあそんなこんなで25日のサマーコンサートは一応無事に終了しました。

で、帰ってから録音していた演奏を聴いてみたんですが、ペールギュントは思ったより悪くなかったです、というのも、山の魔王を吹いているときにもうこんな曲止めたい!と本気で思っていたので。なんかテンポがみるみる速くなっていきましたが。エグモント序曲は木管の和音が途中で崩壊していました。自分の音程が上がっていたせいかな・・・残念。 吹奏楽曲のジュビリーはコンファゴ全く聞こえませんでした、まあ期待してなかったけど。 こうもり序曲は先輩の助言もあって音程を取ることに成功して良かったです、かなりテンポが遅かったけど。

今回失敗した箇所は改めて次回の演奏会に行かせれば良い・・・と言うことで良いのかな。

いままでB4たかしが東工大オケで演奏した曲をここに一覧にしました。しかし8曲は異常に多かったなあ。

この3日間のこといろいろ

18日に代沢でファゴットのレッスンを受けた後北習志野でサトちゃんを励ます会が徹夜で行われて、そのせいで寝坊してオケの分奏に遅刻したり、JDRのあとムラマツに寄って頼まれたリペア済みのフルートを受け取ったら全奏にも遅刻したとかいろいろ書くことはあるんですが、あと4時間後には合宿に向けて出発せねばならないのでとっとと書き終わります。

25日はサマーコンサートの本番なのですが、ちゃんと曲が完成するかよりは、練習ばかりで途中でダウンしないかと心配です。

オーケストラ楽器別人間学

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知り合いの人がこの本を紹介してくれて、気になったので先日購入して、一気に読破しました。

NHK交響楽団のオーボエ首席奏者である著者の茂木大輔さんは、演奏活動の傍ら執筆活動も行っていて、のだめカンタービレの取材協力もしているそうです。

20年以上楽器に携わっていた経験を生かして、「こんな人があの楽器をやる」「この楽器は奏者をこういう人格に形成していく」等の、まったく独自の(というか勝手に)考察を行っています。はっきり言うとデタラメが多数含まれていますが、楽器ごとの性格から言ってそうなのかなあ、と納得してしまいます。さすがに浦島太郎がどの楽器に適しているかを考察しているのは驚きです。なおこの考察ではファゴット奏者が5人ほど挙っています。

また文庫版の特典として、「弦素、管素とその化合物」があり、楽器を元素にたとえ、アンサンブルの愛称などを化学反応っぽく表してます。理系大学のオーケストラ所属の自分としてはかなり面白かったです。こちらは東京大学新領域創世科学研究科複雑理工学専攻の方が監修だそうで、なるほど芸が細かいです 😀 。

高校野球と大学飛行機

一昨日はwassanと高校の吹奏楽部に行ってきました。前回来たときよりもレベルアップしてたかな。ただクラリネットが初心者なのが大変ですが。というより出席率低い〜。

少しだけ後輩のトロンボーンを吹かせてもらったのですが、全く音程が安定しない。さすがに1年以上トロンボーンから離れると口が忘れていくようです。ファゴットやってるんだから当たり前ですが、ここまで下手になるとは。

そうそう、高校と言えば昨日その母校の高校野球の対戦があったようですね。相手は攻玉社、まあそれほど期待はしてなかったのですが、もしかしたら勝つかな〜くらいの気持ちでした。今日になって試合結果を見たら・・・んん??8回表に10点入れられて17対7のコールド負け!?それまでは拮抗していたようなのに何故だ。

そして昨日、東京工業大学マイスターが松下電器のオキシライドを動力に有人飛行する公式飛行を成功させたそうです。以前NHKのニュースでも報道されてたけど、ついに公式に飛行したんですね。

おともれ

少し前の記事ですが、ITmediaでちょっと面白い記事を見つけました。

自分もiPodを持ち始めてから、電車の中では大抵音楽を聞いているのですが、曲の途中で音量が急に上がるとびっくりして、「音が漏れて迷惑じゃないかな」と焦ってしまう経験があります。まあ音漏れさせる人はリズムがはっきりとした洋楽がほとんどで、演歌やクラシックはないそうですが。

どうやら音漏れを不快に感じさせるのは、マナーの悪さはもとより、音楽を中途半端に聴かされることにあるようだ。曲として成り立っていると、不快のピークを通り過ぎる。たとえば、人と人との会話は電車内にあって当然なので聞き流せるが、携帯電話の通話になると妙に気になるもの。理性では聞かなくて良い情報だとわかっていても、片方の声しか聞こえないため、内容を補完しようと無意識にあがいているのが不快さの理由かもしれない。音楽の場合も同じだと思う。

ああなるほど、今まで、「携帯電話の話し声はイライラするのに電車内での乗客同士の会話が気にならないのは何故だ」と思っていたのですが、中途半端な音が一番迷惑だということですね。積年のもやもやがすっきりしました。

しかし今のiPodのイヤホンは今イチです。すぐ外れるし、低音が割れるようになったし。そろそろ高級なヘッドホンでも買おうかな。

第6と第5

最近買ったCDをご紹介。第六と言っても交響曲とかの番号じゃないですよ。

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マルコム・アーノルドは「戦場をかける橋」などの映画音楽を手がけた作曲家。作曲家はあまりピンと来なくても、曲を聴けば大抵は知ってるはず。

ちなみに目当ては最後に入っている「第六の幸福をもたらす宿」の3曲、次の冬の定期の前中曲の候補です。吹奏楽のほうがよく聞くのはなんでだろう・・・と思ってたのですが聞いてなるほど、弦楽器が簡単なんです。でも良い曲だなあ、やればきっと吹奏楽やってる人達が聞きにくるぞ:-)。

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もう一つの「第5」はショスタコ5番とモーツァルト序曲集と言う組み合わせのCD、管弦楽はスイス・ロマン度管弦楽団、指揮はケルテスって人らしいです。

恥ずかしながらこれで聞くまで、「フィガロの結婚」序曲というタイトルと曲自体が結びついてませんでした。ファゴットが目立つそして指周りが難しいという話だけで演奏したくないなーと思ってましたが、良い曲ですね、難しいけど。

モーツァルトの生誕250周年だから、今年のうちにやりたいですね。フィガロに限らず、彼の作品はどれも「超」が付くほど難しいですけど。

ただ、メインのショスタコーヴィチ交響曲第5番はちょっと今イチ・・・。アマゾンのカスタマーレビューにもありますが、最終楽章に緊張感がないです。

ただこの曲は作曲の経緯がやや複雑で、どう演奏するか、どう表現するかはまちまちらしいです。ロシア革命ひいては共産党を讃える人民の歓喜か、はたまた社会主義リアリズムに縛られた芸術家(ショスタコーヴィチ)の悲痛なる叫びか・・・。別の意味で難しい曲ですね。

ちなみに自分は、基本的に革命を賞賛しているけど、第4楽章の最後のトランペットの音が『「万歳!」と叫びながら泣いている人々の声—つまり喜びの涙ではなく悲しみの涙を流している」と思っているのですけど、どうなんでしょうか。