第6と第5

最近買ったCDをご紹介。第六と言っても交響曲とかの番号じゃないですよ。

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マルコム・アーノルドは「戦場をかける橋」などの映画音楽を手がけた作曲家。作曲家はあまりピンと来なくても、曲を聴けば大抵は知ってるはず。

ちなみに目当ては最後に入っている「第六の幸福をもたらす宿」の3曲、次の冬の定期の前中曲の候補です。吹奏楽のほうがよく聞くのはなんでだろう・・・と思ってたのですが聞いてなるほど、弦楽器が簡単なんです。でも良い曲だなあ、やればきっと吹奏楽やってる人達が聞きにくるぞ:-)。

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もう一つの「第5」はショスタコ5番とモーツァルト序曲集と言う組み合わせのCD、管弦楽はスイス・ロマン度管弦楽団、指揮はケルテスって人らしいです。

恥ずかしながらこれで聞くまで、「フィガロの結婚」序曲というタイトルと曲自体が結びついてませんでした。ファゴットが目立つそして指周りが難しいという話だけで演奏したくないなーと思ってましたが、良い曲ですね、難しいけど。

モーツァルトの生誕250周年だから、今年のうちにやりたいですね。フィガロに限らず、彼の作品はどれも「超」が付くほど難しいですけど。

ただ、メインのショスタコーヴィチ交響曲第5番はちょっと今イチ・・・。アマゾンのカスタマーレビューにもありますが、最終楽章に緊張感がないです。

ただこの曲は作曲の経緯がやや複雑で、どう演奏するか、どう表現するかはまちまちらしいです。ロシア革命ひいては共産党を讃える人民の歓喜か、はたまた社会主義リアリズムに縛られた芸術家(ショスタコーヴィチ)の悲痛なる叫びか・・・。別の意味で難しい曲ですね。

ちなみに自分は、基本的に革命を賞賛しているけど、第4楽章の最後のトランペットの音が『「万歳!」と叫びながら泣いている人々の声—つまり喜びの涙ではなく悲しみの涙を流している」と思っているのですけど、どうなんでしょうか。

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