今年5月15日を以て閉館した 東京工業大学 旧附属図書館ですが、その取り壊し工事が11月21日から始まります。取り壊し作業の工事車両が出入りする関係で、正門周辺の動線が変更されています。
大岡山キャンパスの正門向かって右側の「東京工業大学」の表札が掲げられている門柱、のさらに右側に新たに歩行者用の仮設門扉が設置されました。従来は柵があるだけで、交差点に面したエリアは植樹されたプランターに囲われて使われていないスペースでしたが、大岡山駅から交差点をわたって構内に至る動線の一部となりました。
日中の自動車出入口と、日中歩行者出入口・夜間自動車出入口とを区切っていた門柱も、今回の導線変更に伴って撤去され、車道が拡幅されました。旧附属図書館の解体工事が始まると、通常の車道に並んで工事用車両の出入口も設けられるための措置です。
解体工事は2012年3月9日まで続く予定で、それまでは正門の回りはこのような状況が続きます。解体が進むと、大岡山駅から東工大本館まで見通せるようになります。また跡地には、「デジタル・アーカイブ棟」の建設が計画に挙がっています。
- 今日で最終開館日の東京工業大学附属図書館を撮ってきた | b4log
- 水銀広場がジャンクになるようです – 新附属図書館建設で変化の続く東工大 | b4log
- 東工大附属図書館が新図書館についてのパブコメを募集 | b4log – 附属図書館サイトの「設計コンセプト」に(仮)学生会館棟と(仮)デジタル・アーカイブ棟が書かれていることについて言及
- 東京工業大学附属図書館 新図書館プロジェクト
- 東京工業大学 施設運営部HP