明日30日は、東工大オケ第145回定期演奏会

明日30日は、東工大オケの定期演奏会です。

東京工業大学管弦楽団 第145回定期演奏会

日時
2011年11月30日(水) 開場18:30 開演19:00
会場
めぐろパーシモンホール 大ホール
曲目
ラフマニノフ 交響曲第2番ホ短調作品27
ボロディン 交響曲第3番
ドヴォルザーク 序曲『オセロ』
指揮
末永 隆一

今回の演奏会、珍しく平日の夜公演となっています。

東工大に限らず、学生オーケストラの大半の演奏会は土日祝日に行うのが普通です。平日の日中は多くの学生が授業のため、リハーサルを満足に行えない可能性があるからです。

元々、東工大オケの第145回定期演奏会も、祝日である11月23日11月26日の土曜日に予定されていました。会場は、JR川崎駅直結の、ミューザ川崎シンフォニーホールです。

しかし、今年3月11日に発生した東日本大震災により、シンフォニーホールの天井が崩落、2年間もの間公演ができなくなってしまいました。

東日本大震災:天井仕上げ材がホールに落下、ミューザ川崎は復旧の見通し立たず/神奈川

2011年3月17日

川崎市などは17日、東日本大震災の影響で天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホール(同市幸区)を報道陣に公開した=写真。天井仕上げ材などがほぼ全域にわたって崩れ、1~4階の座席部分に大量に落下しているのが分かる。

震災時は公演を行っておらず、客はいなかった。少なくとも9月末まで利用はできず、復旧の見通しも立っていないという。

ミューザ川崎シンフォニーホール 25年4月に再開

2011年11月 4日号

3月11日の東日本大震災で大きな被害を受けたミューザ川崎シンフォニーホールのリニューアルオープンの日程が平成25年4月1日に決まり、このほど発表された。

震災以降、音楽ホール復旧の為、(財)日本建築防災協会が被害状況や被害原因の究明を現在も行っている。8月31日にまとめられた中間報告書では天井下地構成部材・部品の強度等に被害原因があったと結論づけた。年度末までに提出される最終報告書では、問題点を改善するための設計、工事内容などが盛り込まれ、国際的にも評価を得てきた高い音響を維持しながら、大地震に耐える安全・安心なホールへとリニューアルする。

ちなみにフランチャイズを結んで「川崎定期演奏会」を行なっていた東京交響楽団ですが、今年は同じく川崎市の昭和音楽大学(新百合ヶ丘)のテアトロ・ジーリオ・ショウワで代替公演を行なっていますが、来年度に関しては横浜みなとみらいホールで開催するようです。…横浜で行なっても「川崎定期演奏会」なのかな?

東京工業大学管弦楽団でも代替施設を探し、なんとか めぐろパーシモンホールで定期演奏会が行えるようになったようです。多くの学生が午後に授業のない水曜公演ですが、集まれない学生も居るために、今夜もリハーサルを行ったようです。

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気になって調べたら、確かに被っていました。なんでこんな平日なのに被るんだろう…。もしかしてこの2楽団も、当初はミューザ川崎で演奏会を行うつもりで、代替施設として平日に急遽ホールを予約したのでは、と勘ぐってしまいます。

早稲田大学交響楽団 第192回定期演奏会

日時
2011年 11月 30日(水) 18:30開場 19:00開演
会場
東京文化会館 大ホール
指揮
山下 一史(当楽団名誉指揮者)
曲目
R.シュトラウス / アルプス交響曲 作品64
R.シュトラウス / 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28
R.シュトラウス / ホルン協奏曲第1番変ホ長調 作品11
ホルン独奏
Stefan Dohr(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 首席ホルン奏者)

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー創立110周年記念演奏会

日時
2011年11月30日(水)18:20 開場 19:00 開演
会場
横浜みなとみらいホール 大ホール
指揮
飯守 泰次郎
合唱指揮
吉川 貴洋
曲目
ワーグナー/歌劇「タンホイザー」より 大行進曲『歌の殿堂を称えよう』(合唱付き)
ボロディン/歌劇《イーゴリ公》よりだったん人の踊り(合唱付き)
マーラー/交響曲第1番 ニ長調「巨人」

ワセオケは文化会館にてアルプス交響曲、ワグネルはみなとみらいでマラ1、それぞれ良いホールで大曲で、東工大オケのラフマニノフ2番が霞んでしまいそうですが、こちらも数ヶ月練習した成果をようやく発表する運びになりました、もしお時間がある方はいらしてください。

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