10月28日は日本フィル山の会のコンサートで、開場時間より早めにホールについて、会場設営等の準備を手伝っていました。
日本フィル山の会主催 第26回ふれあいコンサート
- 日時
- 2010年10月28日(木) 19:00開演
- 場所
- ミューザ川崎シンフォニーホール 音楽工房 市民交流室
- 曲目
- メンデルスゾーン / コンチェルトピース 第2番
- ベートーヴェン / クラリネット・チェロ・ピアノのためのトリオ「街の歌」
- ツェムリンスキー / クラリネット三重奏曲
- 演奏
- 平塚美保(クラリネット)
- 久保公人(チェロ)
- 小林裕子(ピアノ)
毎年秋に行われるふれあいコンサート、例年だと千代田区一番町のカスケードホールや大田区民ホール・アプリコの小ホールなどを使っていたのですが、今回始めてミューザ川崎を使うことになりました。
市民交流室は演奏会だけでなく様々な催し物を行う会場らしく、場所も練習室や研修室と同じ入口を通らなければならない場所にあり、ちょっと分かり辛い場所にあります。練習のときも音が響きすぎて演奏する方々は気を揉んでいたようですが、実際にお客さんが入った状態でちょうど聞きやすくなったようです。雨の中にも関わらず多くの人が(100人ぐらい?)来てくれて良かったです。
曲目の中でツェムリンスキーの名は始めて耳にしたのですが、メロディーもかなり親しみやすいもので素晴らしい演奏でした。調べてみると室内楽のほか管弦楽曲も残しているようなので、機会があったらもっと聞いてみたいです。
演奏会の後にクラリネットの方とお話ししてもらって知ったのですが、メンデルスゾーンのコンチェルトピースは元々ピアノとクラリネット、そしてバセットホルンの為に書かれたもので、バセットホルンのパートをファゴット用に書き換えたものを今回はチェロが弾いたそうです。ということでファゴットでも演奏可能らしいので、こちらもチャンスがあれば挑戦してみたいです。