10月23日は、日本フィルハーモニー交響楽団の東京定期を聴いてきました。
日本フィルハーモニー交響楽団 第624回定期演奏会
- 日時
- 2010年10月 22日(金) 午後7時開演 ・23日(土)午後2時開演
- 指揮
- 尾高忠明
- バリトン
- 三原剛
- 合唱
- 晋友会合唱団
- 曲目
- オネゲル / 交響詩『夏の牧歌』
- ラヴェル / 組曲『マ・メール・ロワ』
- ウォルトン / オラトリオ『ベルシャザールの饗宴』
- 会場
- サントリーホール 大ホール
なんだか作曲家だけみても、なんか凄い取り合わせ。オネゲルは以前東工大オケの選曲で提出された「パシフィック231」しか聞いた事が無かったけれど、今回の曲は牧歌というだけあって終始穏やかな曲風、編成が弦5部に加えて木管五重奏(フルート・オーボエ・クラリネット・ホルン・ファゴット)という小さめの編成もちょっと珍しい。
マ・メール・ロワはプヨーでも(こちらは木管五重奏ですが)演奏するのでよく知ってました。やはりフルオーケストラでの演奏だと迫力が違いますね。第4曲でのコントラファゴットのソロがかなり野獣を演じていましたね。
メインであるベルシャザールは合唱にバリトン、バンダもいるというかなり大編成な曲目。しかも合唱が曲の初めからかなり歌っています。途中でバリトンだけになるソロもかなり長めでかなり観客に聞かせるような作りだったし。アルトサックスが編成に含まれていて、時折ジャズのような流れになるのも面白かったです。詩の内容はバビロニア王ベルシャザールの堕落やユダヤ人の自由など、かなり宗教色が強いのも特徴的でした。
ちなみにその後、大学に戻って工大祭に行ってみました。あまり長い時間居られず、ミス東工大もちゃんと見られなかったのが心残りでしたが・・・。