専攻説明会の後、招待状が届いていた中央大学管弦楽団の定期演奏会を聞きに多摩センターまで赴きました。
- 曲目
- ウェーバー / 歌劇「魔弾の射手」序曲
- ビゼー / 歌劇「カルメン」組曲より抜粋
- チャイコフスキー / 交響曲第2番ハ短調「小ロシア」
チャイ2なんてマイナーだよなあ、でもそれを後輩に言ったら「東工大オケがそんなこと言えません」と返ってきました。たしかにドヴォ6も充分マイナー曲。
どの曲がマイナー曲か、という基準を設けるのは難しいけど、スコアが国内の出版社から出されてないのは大体マイナーかと。ん、でもシベリウスは今年からようやく出版されたし、ブルックナー・マーラー・ショスタコーヴィチの交響曲のスコアは殆ど揃ってるけど、全ての曲がメジャーとは言い切れないよなあ。
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そんなマイナー曲なので自分も聞いたことがなかったチャイ2ですが、中大オケが上手いということもあるのでしょうか、非常に良い曲でした。面白いのは、木管がこれでもかというくらい目立つ、というかメロディが多いこと。弦が休んでいるわけではないんですが、オブリガート的な動きが多いためか、木管+ホルンのメロディが際立ちます。2楽章が行進曲の形式なのは面白いですね。4楽章ではやはりというか弦の速いパッセージが登場、そして金管が現れて感動的にフィナーレ。いやー流石はチャイコフスキーだ。
ちなみに魔弾の射手もカルメンも良かったです。カルメンを闘牛士(第一幕への前奏曲の前半部分)で締めるのは面白いかも。