リヒャルト・シュトラウスの吹奏楽を聴いてきました – Blitz 第20回定期

「文化の日なのに文化的な予定が入っていない!」と11月3日の午前に思い立って、その日の午後の演奏会に行くことにしました。ブリッツ フィルハーモニック ウィンズは名前だけ知っていたのですが、実際に演奏会に行くのは初めて。

Blitz Philharmonic winds 第20回定期演奏会

日時
2014年11月3日(月・祝) 開演14:00(開場13:15)
会場
大田区民ホール・アプリコ 大ホール
曲目
三澤慶 / Overtre “The BLITZ!!”
リヒャルト・シュトラウス(編曲:三澤慶) / 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ナイジェル・ヘス / イーストコーストの風景
石毛里佳 / Muta in Concerto*
リヒャルト・シュトラウス(編曲:小野寺真) / 「ばらの騎士」組曲
(アンコール)フィリップ・スパーク / 陽はまた昇る
サキソフォン独奏(*)
田村真寛
指揮
松元宏康

ティルやばらの騎士など、オーケストラ編曲モノが2つあったのですが、驚くほど吹奏楽に馴染んだ響きをしていました。これだけ管楽器の様々な響きが出ているなら、管弦楽曲の編曲でも良い演奏になるのですね。

Muta in Concertoはサックスと吹奏楽の協奏曲。第1楽章「Opening Baritone」、第2楽章「Tenor Cantabile」、第3楽章「Pop Step Alto」、第4楽章「Soprano Finale」というタイトル通り、楽章によって楽器を4つ持ち替えるという趣向の凝った曲です。それぞれの楽器での歌い方や超絶技巧も相まって、4曲あっても飽きない曲でした。

たまたま日程が合ったため来た演奏会でしたが、質の高い吹奏楽の演奏を聞くことが出来ました。今後も機会があれば演奏会に足を運びたいですね。

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