東急電鉄の目黒線と大井町線が交わる乗換駅である大岡山駅、そのホームに設置されている駅名標や番線標、行き先や列車の種別・時刻を示す発車標が、それぞれの路線ごとのラインカラーを用いたものに変更されていました。
2007年に撮ったホームの番線標、一番上に入っているのは、何故かピンクの線でした。ちなみに後ろのLED発車標には緑の線が。
地上の改札口に設置されている、ホーム及び出口などの案内標識は、黄色のラインで統一されていました。改札周辺標識・ホーム上番線標・発車標とそれぞれでカラーを統一していたようです。
目黒線が武蔵小杉から日吉まで延伸した2008年、改札前にLED発車標が設置されました。発車標のホーム番号の横に入っている線の色は、どれも緑です。
この時にはホーム上の番線標も取り替えられ、発車標と同じく緑のラインがホーム番号に添えられました。
この2011年9月、それらの案内標識が全て取り替えられました。番線標のホーム番号横のラインは、目黒線がブルー・大井町線がオレンジの、それぞれのラインカラーに変更されました。
電車の車内からもよく見える駅名標、その駅名の下の線もラインカラーになっていました。東急のコーポレートカラーである赤ラインを見慣れていると、このブルーとオレンジの線はちょっと違和感を感じてしまいます。
どの等級の駅もこうなっているか、というとそうでもないようです。現在の自由が丘駅の大井町線下りホーム、番線標は緑、駅名標は赤のラインと従来の東急の標準仕様のままです。
大岡山駅が対面乗換であるために間違え防止で特別にラインカラー別にしたのか、乗換駅はこれから順次変えていくのか、は分かりませんが、ラインカラーごとに分けるこの方式は面白いですね、駅名標が赤じゃないのはやっぱり違和感がありますが…。