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お芝居デリバリー「まりまり」をリビングで

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P1031520.JPG3日は日本フィル山の会の新年会でした。で、そこで現在「まりまり」という劇団に所属している方のお芝居を鑑賞できることになりました。舞台は、テーブルを脇に寄せたリビングの2m四方ぐらいのスペース。

お芝居デリバリー「まりまり」は、学校や病院、福祉施設などあらゆる場所に出前で芝居を届ける俳優集団です。今日はそのメンバーの一人の方に2舞台を演じてもらいました。

P1031494.JPG使うスペースはたたみ1畳ほど、照明や音響や小道具、そして衣装も用いず、体一つだけで表現します。

P1031499.JPG最初に演じてもらったのは「みにくいアヒルの子」。たった一人の体だけで、アヒルの子供たちとみにくいアヒルの子の対比を、体の動きと鳴き声で非常に上手く表現していました。猫も体の動きでそうとわかるように体をくねらせ、ニワトリの鳴き声は本当に空を割かんばかりのソックリさ。それを真似しようと必死に みにくいアヒルの子を応援したくなります。大人の白鳥となって群れに合流するシーンは本当に晴れやかな気持ちになります。

お次は「魔法の滝」、お爺さんが滝の水を飲む前と、飲んで若返って帰宅するシーンまででもう面白い。次の日に滝の水を飲みに行ったお婆さんを迎えに滝に向かったお爺さんの動きは、本当に服を拾って滝壺の周りを歩いているようでした。

よく出来ているお芝居で、「そこにある湖で泳いでいるんだ」「その滝の水、美味しそうだな」と本当に思わせるような演技力でした。両方の芝居ぐっと凝縮されて5分ずつで終わります。子供や精神病院の患者さんでも退屈せず見られるようにこの時間設定になっているようです。芝居を身近に感じてもらえるようにするには良い塩梅ですね。

P1031521.JPG日本各地の施設だけでなく、イギリスやメキシコなど、海外での訪問公演も積極的に行っているそうです。障害者施設や外国の日本人学校など、普段周辺に住む人々との交流がない場所で芝居を行うことで、双方のコミュニケーションを生むことを目的としているようです。

どこでも気軽に訪問してくれますし、観客がみんな芝居の中に引きこまれます。興味のある施設・グループの人は、ぜひ一度訪問してもらってはいかがでしょうか。

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