「京王線の連続立体交差化・複々線化説明会」ちょっとまとめ

「ちょっと」というのは、自分自身はまだ説明会に行っていないため、詳細は聴いていないから。とりあえずネットに上がっている情報等をまとめてみます。

  • [京王線 説明会]連続立体交差化・複々線は高架地下併用方式

    既存の線路(在来線)を高架化し、新たに地下シールドで線増する。

  • 地下線は笹塚からつつじヶ丘まで地下、途中駅無し

    井の頭線との交点で、現在も特急が停車している明大前にも地下線にホームは設置されない。代田橋駅付近から地下に潜り、仙川駅とつつじヶ丘駅の間で地上に出る。代田橋駅から桜上水駅付近までは複線シールド、上北沢駅からつつじヶ丘駅付近までは単線シールド2本を重ねる。

  • 高架線は笹塚からつつじヶ丘までの大部分を高架化、区間内の踏切をすべて解消

    高架線は笹塚駅西方と八幡山、仙川駅東方で現在の路線と接続する。仙川駅前後は現在の掘割のまま。つつじヶ丘は高架化される都市計画があるとか(調布市の都市計画か?)。

  • 高架線の明大前・千歳烏山駅は2面4線、緩急接続が可能に

    これで笹塚駅からつつじヶ丘駅まで、1駅おきに緩急退避が可能な駅となる(八幡山は通過線を含む1面4線)。

  • 各駅の特性に応じた駅前広場等の整備を行う

    杉並区まちづくり基本方針で「地域生活拠点」にされている明大前駅・下高井戸駅・千歳烏山駅に加え、桜上水駅・八幡山駅は「公共交通系交通広場」(バス・タクシー等の公共交通を中心とした交通広場)を整備する。

    杉並区まちづくり基本方針で「地区生活拠点」に指定されている駅のうち、代田橋駅・上北沢駅・芦花公園駅は「徒歩・自転車傾向通広場」(自転車・徒歩を中心とした交通広場)を整備する。

  • 今後5年程度かけて都市計画を決定、10年程度で事業完了予定

世田谷区議会議員で、公共交通機関対策等特別委員会の委員長である藤井まな さんのブログに、説明会の様子が写真付きで報告されています。

11日の説明会に参加した、あるてぃめっと田中 さんのブログには、配布された資料のうち、計画図等が掲載されており、駅の断面図など駅の構造が把握できます。

また てつにっきgoo には、説明会での質疑応答等も書かれています。最後の所感から、京王の地下線(急行線)への思いがそんなに重くないことが伺えます。

また説明会に参加した 川俣晶 さんは、司会進行を妨げるような参加者がいたことを書いており、そんな人々をあれが要らないお節介をする邪魔者、プロ市民ですね?と皮肉っています。

その他、編集中記などにも詳細が書かれる、かも(現在はまだ第一報のみ)。とりあえずブログの記事で説明会について確認できたのは以上です。

その他2ちゃんねるなどにも情報が上がっていますが、どうやら高架線(緩行線)を作るまでは本気だけど、地下線(急行線)を作る可能性はかなり低いという印象です。ちなみに急行線が完成しても、緩行線に特急系の電車は引き続き走らせるようです。って、一体急行線には何が・・・、もしかして、小田急ロマンスカーとかJR特急かいじとかに対抗するような、有料特急の類いとか?

明大前駅を2面4線にするのは、現在特急などから都営新宿線方面に乗り換えるのに、[特急⇔(明大前駅)⇔京王線各停⇔(笹塚駅)⇔都営新宿線各停]と2回の乗換が発生してしまうのを解消する狙いもあるとか。ということは、京王新線は笹塚以西伸びなくても、新宿線直通電車は明大前駅が始発になったりするのかもしれませんね。

その他、下高井戸駅の急カーブも高架化で緩和されるそう。取り敢えず今知っている情報はここまで。来週は自分も説明会に足を運んで、自分の目と耳で説明会を確認したいともいます。

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