衆院選も重要だけど、同時に行われる最高裁判所裁判官国民審査も知っておきたい

[竹内バッテン運動 リーフレット]
先日、地元の駅の前で、チラシを配っているヒトが居ました。「選挙のチラシかな?」と思って受け取ったところ、政党の配布物ではなくて、最高裁判所裁判官国民審査の周知とともに、竹内行夫裁判官の罷免を促す、「平和のための国民審査(竹内バッテン)運動」のリーフレットでした。

リーフレットによると、竹内行夫裁判官は小泉内閣時代は外務次官として自衛隊のイラク派兵を推進した人物だそうです。麻生内閣では「憲法の番人」とも呼ばれる最高裁裁判官に任命されたのですが、イラク派兵は「憲法第9条1項に違反」と判断された(2008年4月17日、名古屋高等裁判所)そうです。で、竹内裁判官では今後憲法9条が踏みにじられてしまうから罷免させよう!というわけだそうです。

こういった運動を通して、国民審査という制度が人々に広まる事は悪い事ではないと思います。ただ、自分はこの運動に賛同はしませんが。「改憲の流れに繋がる」?改憲したって良いじゃない、自主憲法制定万歳。

ちなみにウェブをちょっと探してみたら、最高裁裁判官の国民審査についての運動はほかにもいろいろあった。

ぶっちゃけ読み難いし全部読んでないけど、挙げられた4人とも各々理由があるようだ。

その他の裁判官も含めた、プロフィールや判例は、最高裁のウェブサイトやYahoo!みんなの政治で見ることが出来る。

むやみに×を付ける、なんてことは駄目だろうけど、選挙とともに国民審査も注目したいところ。

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