ネタフルで、ブログのエントリーを自動的にタグ付けして繋げる「ザッピング」というサイトが紹介されていました。
「受動系ソーシャルブックマーキング」と称している「ザッピング」がスタートしています。
普通、ソーシャルブックマーキングは自分でタグ付けしますが「ザッピング」の場合、それが検索キーワードが元になります。
ページにスクリプトを挿入しておくだけで利用開始になりますが、そのスクリプトがアクセス解析の役割をします。
あるページを、『どんなキーワードで検索してきたか』『閲覧時間はどのくらいだったか』を計測することで、どんな内容でエントリーが書かれているかを推測しタグ付けします。
実際に、『検索された』『ある程度見られた』という情報がベースになっているので、スパム排除もできるかも、と思いました。
受動的なサービスである他に、今までのSBMなどのサービスと違う印象を持ったのは以下の点:
- スクリプトを導入しても、ブログに画像やリンクが表示されることはない。
普通のSBMやブログパーツだとサービスを提供するサイトへのリンクが現れたりするものですが、このサービスは現時点ではザッピングのサイト上での操作が主体。
- 会員登録が一切ない。
これが一番の驚き。Javascriptタグがサイトにあるのを、自分のブログに貼付けるだけで設置完了。メールアドレスを聞いてくることすらありません。
自分のサイトにも早速導入しました。まだ時間が経っていないので関連キーワードがありませんが、これからが楽しみなサービス。
で、どんな会社が運営してるのか探したところ、「blogwatcher」の文字が。どっかで聞いたことあるような・・・
【ニュース】東工大発ベンチャー称号授与07/05/21
東京工業大学より弊社が東工大発ベンチャー称号を付与されました。
弊社は、東京工業大学の奥村准教授の自然言語解析技術を用い、事業を展開を計画していることが、認められました。
そーだ!東工大の奥村研究室が作ったブロク検索エンジン「blogWatcher」の技術を用いて、リクルートと立ち上げた会社でしたね。
blogWatcherの検索エンジンを引き継いだ「SHOOTI」だけの会社かと思ってたけど、こんなサービスも始めたんですね。ザッピングは検索キーワードからブログの記事をタグ付けするサービスだから、blogWatcherの長所が活かされているのでしょうか。