無料の週刊漫画誌「コミック・ガンボ」をこのごろは毎週手に入れて読んでいるのですが、今週号のコミック・ガンボに掲載の「朧 -OBORO-」はいつもと構成が違っていました。
「朧 -OBORO-」は一つの話の内容が前・後編と分かれているのが特徴のホラー漫画なのですが、今週号には「赤い部屋・前編」のみ掲載して、後編はウェブ限定公開という、従来のコミック・ガンボにはなかった掲載の仕方となりました。
今までは発刊された雑誌のガンボと同じ内容の話が、ウェブサイトgumbo.jpにも同時に掲載されていました。
朧の「赤い部屋」の話は前編・後編ともにウェブサイトではどちらも閲覧できる事から、雑誌中心の読者をウェブサイト「gumbo.jp」に読者を誘導する試みの一つでしょう。ウェブサイトでは漫画の閲覧だけでなく掲示板やSNS機能もあり、最近は新機能として「コマジェネ」(吹き出しを書き換えて好きな一コマを作れるサービス)も追加するなど、紙媒体に頼らない雑誌作りを模索しているようです。
まあ、今のところコマジェネ、そんなに面白い作品はないですけど・・・。