若者の選挙投票率
若者の投票率は全年代で一番低いらしいです。R25によると前回の参院選は20〜24歳が31.51%、25〜29歳が36.82%、全体では56.44%だったので、その低さが分かります。20歳代は3人に1人しか選挙に行かないとは・・・。
しかし1票とはいえバカにできません。今回の参院選にかかる経費は580億円。仮に有権者数で割れば、1票580円の税金がかかっている計算になります。さらにちょっと乱暴な理屈ですが、国政選挙といえば、いわば2007年度・国家予算の一般会計82.9兆円に特別会計175.4兆円をあわせた、258.3兆円の使い道をみんなで決めているようなもの。考えようによっては、1人(1票)当たり、約258万円分の国家予算を動かしているのと変わらない、ともいえるのです。
かなり強引ですね=-o 、でも一人当たりの国家予算を考えると、一票の重さがかなり重いものだと実感できます。
「選挙で政治は変わらない」という意見もありますが、もし20歳代でいままで選挙に行かなかった700万人が一斉に投票所に向かえば、おそらく与野党は簡単にひっくり返りますよね。どんな泡沫候補も当選してしまいます。そして政治家を選ぶ機会は選挙だけ。選挙でしか政治は変えられません。
毎日ボートマッチ
毎日新聞社は7月6日、12日に公示される参院選に向け、政党別候補者の“考え方平均値”と、自分の考えとがどれくらい近いかを調べられる「毎日ボートマッチ えらぼーと」を、ニュースサイト「MSN毎日インタラクティブ」で公開した。政策に関する21の質問に答えるだけで、政党ごとの候補者の考え方の平均値と、自分の意見との近さを確認できる。携帯電話でも利用可能だ。
今までありそうでなかったウェブ上で政党の考え方との差を知ることが出来るテストです。「パラメータをどういじっているのか」など、ニューシングでも賛否が分かれていますが、どの政党・候補者に入れるか迷っている人は参考にしてみると面白そうです。あくまで鵜呑みにせず、参考と言う事で。
ちなみに自分が診断したところ、一番近い考えなのは国民新党、次に自民党という感じでした。そこそこ当たっているのかな?
ミニ政党≠泡沫政党 じゃないの?
でも残念ながら自分が投票したいと思っていた政党ではありません。というか主要7党の中に含まれてないんですよね。テレビニュースでも自民党と民主党をまず大きく特集し、公明党を取り上げ、共産党・社民党を紹介し、時間があれば国民新党・新党日本を見せる—というのがいつもの流れです。
良識の府などといわれる参議院ですが、今回の大手新聞・テレビなどの報道をみても、それに逆行する動きとしか思えない。なぜならば、参院選には総務省に届け出て国に認められた11政党が出馬しているのだが、マスコミは自民党・民主党・公明党・共産党・国民新党・社民党・新党日本だけを取り上げているからだ。
維新政党・新風は今回で4回めの出馬。女性党は3回めの参院選挙を戦うわけだが、このように10年前後も政治活動をしてきた実績を持つ政党に関しては、大手新聞社やテレビ局も取り上げるべきである。そうでないと、法の下の平等性がマスコミの勝手な談合判断でそこなわれていると、思うからだ。
新党日本なんて公示直前に現職議員が解党宣言したりしてるのにイッチョマエにテレビに映ってます。政策を直接訴えることが出来なくても、とりあえず名前が出てるだけでかなり知名度が上がります。比例区で出ているから、一人くらいは受かってしまいそう。
上で引用した日刊中央通信さんは、テレビや新聞では紹介しないミニ政党を積極的に(というかそこだけを)取り上げています。インターネットを介して、少数精鋭だけれど頑張っている候補・自分の意見に一番あった政党を見つけられます。公職選挙法とかいろいろ厄介なものもありますが。
- 総務省 2007参院選サイト
- JANJAN 参院選特集
- YouTube : TOKYO MX – YouTubeの東京MXテレビのページ、選挙をはじめとしたニュース映像も
自分は政治に新風吹かせたい
自分もブログや掲示板等を巡って様々な意見を知り、政治ネタを何度もブログに投稿するまでに意見を持つようになってきました。政治性棟も概ね決めました。
b4logを運営するB4たかし、維新政党・新風を応援します。この党についてや何故支持する気になったかは次回以降に。