冬定メインの曲が決定

冬定メインの選曲が今日の全奏の後おこなわれました。この演奏会で三年生は一応引退なので、みんな真剣。

その選曲の話の前に、ニューシング経由でこんな話を見つけました。

少々長いので要約すると、壷に岩を一杯になるまで入れても、その後から砂利・砂・水と順番に入れることが出来る。そして、大きな岩を先に入れなければ、岩が入る余地は二度とない。ここで「大きな岩」とは自分たちにとって一番大事なものであり、砂や水等の重要性の低い事柄に気を取られてしまうと大きな岩—つまり最重要な事に割く時間を失ってしまう、ということです。

さて、この話を選曲に関連させると、各パートごとに曲に関する要望や意見等があるのですが、その意見も重要性を考えていかないと禍根を残すことになってしまうのだろうと。去年はそれでパーカスが大変だったらしいし。今回の選曲はその辺もちゃんと考慮され、人数がどうやっても足りないと判断されたときは事前にトップ会にて候補から外されました。

で、冬定の選曲に残ったのは、オルガン付きなど。オルガン付きも本命視されてましたが、渉外&Fg会のダブルパンチ(渉外:オルガン・ピアノがあり大変、Fg会:3管やだよ)で説得しました。しかし2回めの投票で決まってしまうとは。

そんなわけで次の冬の定期演奏会のメインの曲はシベリウスの交響曲第2番 ニ長調 作品43に決定しました。

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シベリウスの交響曲でもっとも人気がある曲ですね。シベリウスが没後50年という記念すべき年でもあり、このごろ演奏機会も多いようです。

「2番は冗長だよ、5番が良いよ」って意見もちらっとありました。シベ5は作曲者の生誕50年を記念して作られた曲で団員の間でもまずまずの評判だったのですが、若干演奏時間が短いのもあって今回のメインにはなりませんでした。

そいえば、去年の冬定のショス5も、ショスタコの交響曲では一番有名だけど、ショスタコ通の間ではあまり良い曲ではないとされているようです(ちなみに自分はショス12が好きです)。シベリウスも同じ事が言えるかもしれませんね。

ところで2回目の投票で選曲係が票を間違えてたなあ、「曲の決定には影響しないから大丈夫」って言ってたけど、影響してたらどうしたんだろう、不安が・・・。

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