政治とかまじめに考えてみる (2) 大臣死んだり年金消えたり

国会が揉めてるみたいです。そいえば年金記録問題っていつ発覚したんでしょうか、発端がイマイチわからないんですが、とにかく5000万件が行方不明になってしまったから大変です。領収書があれば大丈夫、と言ってもそんな昔の記録なんて出てくるかわからないし、当の本人の記憶でOKなんて言ったら、簡単に記憶を捏造できてしまってそれまた問題です。

予算をかけて記録を戻すと政府は説明しているんですが、その大本の原簿は社保庁が廃棄させたらしいです。詳しくは以下の記事に書いてありますがこれが本当なら、今の年金問題は手違いとか事故とかではなく、明らかな人災だと言うことになります。

で、それの責任の所在は当時の厚生大臣・・・そう、現民主党代表代行の菅直人だ、と自民党のパンフレットが指摘しているそうです。でも自民党も自社さの連立政権に加わって政治を主導してたのは確かであり(ちなみに当時の菅厚相は新党さきがけ所属)、当時総理大臣だった橋本龍太郎に一番の責任があるのでは。もう故人なのでどうしようもないですが、責任転嫁はまったく好印象を受けません。

自民党が必死なのは、参議院選挙が間近に控えているからとか。松岡農林水産大臣の自殺で安倍内閣自体の印象も(少なくとも自分は)悪くなっていますから。

松岡大臣が自殺したのはビックリしました。他でも言われているように、どんなに罵詈雑言をふっかけても屁とも思わないような人だと。とっとと更迭させて責任取ってもらった方が後味が良かったと思うんですが・・・。

Facebook にシェア
LINEで送る
Pocket