外語大オケ定期@府中

フロイデで、今日やっている、入場無料の、大学オケの演奏会を探したら、場所も府中の森芸術劇場と手近な、東京外国語大学管弦楽団の第73回定期演奏会を発見しました。外語大オケが初めてならマーラーの1番も初めてです。

昼からはファゴットのレッスンを受けました。楽器を吹く前の井戸端会議みたいな話がこのごろ長くなってきたような気がします。実際いろいろ相談する事(主に新入生の楽器の件について)があるから仕方ないんですけどね。

さてレッスンが終わった後、先に記した外語大オケの定期を聞きにいってきました。客席は半分くらい埋まっているかんじでした。そいえば同オケのI垣も発見しました。入場無料ってことで小さい子供連れも多かったです。演奏開始前のアナウンスが各国語なのは外語大オケならではですね。

アルルの女第二組曲は自分が丁度一年前にやった曲なので曲を知っている分いろいろ意見したいのですが、あんまり言う事ないです、上手かったです。とりあえず、去年自分が失敗したところは、ここではミスしてなかったようです。あのころはまだまだ未熟だったのか・・・って今もですけど。

マーラーの交響曲第1番「巨人」、本当に難しそうな曲でした。ソロも多いし、木管も活躍する割に、金管にもド迫力な音を幾度も要求してるし。曲の最初はトランペットを舞台裏で吹かせて「遠くの方で軍隊ラッパが鳴っている」情景を描いたり、カッコウの鳴き声をクラリネットが吹いたりと、結構おもしろい曲でもありました。木管がベルアップ(楽器を上げてベルを客席に向ける奏法)するところも何回かありましたが、あの視覚的効果はあまり自分は好きになれません。ホルンのベルアップはまだ許せるんですけどね。

そんなマラ1、パンフレットにもあったようにマーラーの青春が垣間みられるようなエネルギッシュな曲でしたけど、外語大オケは確かにエネルギッシュに演奏していました。たまに音を外したり、吹奏面以外で重大なミスもあったりしましたけど、中々上手かったです。演奏パワーは自分も見習いたいです。

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