弟燕祭とイベドン

昨日は午後から高校の文化祭に行ってきました。正式名称は「東京工業大学附属科学技術高等学校 第2回弟燕祭」です。長い。

校門でパンフレットを貰ったのですが、いきなり表紙の校名が「付属」になっているのを後からシールで訂正しているのを発見。パンフ自体も読みにくいし・・・まあ相変わらずですが。

吹奏楽部 第17回定期演奏会

で、吹奏楽部の演奏会の方へ行ってきました。最初は自分たちの代で初めて出演した「センチュリア」等、前半はクラシック中心、後半はもうちょっとポップな曲でした。ただ後半あたりは皆疲れてきた感が否めません・・・特にトランペット、もはや聞こえません。対して低音部はでか過ぎ。体育館と言う響きすぎる場所も一因と思いますが、音がボワボワして不快に聞こえました。あとバイオリンを使った曲目があったりして斬新さはありましたが、自分はああいうのは嫌いです、吹奏楽なら基本管でいけよと言いたい。あまり完成度も良くなかったし・・・。

あと、いろんな意味で「高校の吹奏楽」っぽかったです。冒頭から女子が司会で進めたり、曲目紹介が手書きだったり、後半はシャツで登場とか。今はオーケストラに所属している身として、こういった演出とは縁がなくなってしまったので気になりました。自分が高校生、もしくは吹奏楽所属なら楽しめたんでしょうが。

機械科 課題研究発表

あと機械科―現在はシステムデザイン・ロボット分野(機械システム)―の課題研究も見てきました。親ヅテで聞いていたのですが、あまりパッとした物がありませんでした。研究と称しつつも、試作品も完成品もない単なる「調査」だけのものがいくつかあったり、試作品が結構小さい物で、その解説のパネルなども掲示されてなかったのがそのしょぼさの原因でしょうか。

目立つ物と言えば一つが「紅茶淹れロボット」ですが、紅茶を淹れるという行為自体はティーバッグをカップに入れるだけ、お湯はポッドから出すだけ、あとは砂糖を入れて、お客のところまで持ってくるのをシーケンス制御するだけという機構・・・うーん、今イチ。どうせ紅茶を出すならちゃんと茶葉から似だして欲しいです。あと紅茶を淹れるのに適切な温度管理してくれれば対した物ですが。お茶運びカラクリ人形のつもりでしょうが、空気圧ポンプで歩くロボットはとりあえずご遠慮願いたいです。

あとバイクのエンジンを載せた自動車(フレームしかないけど)もありました。まあインパクトとしては一番だけど、後ろから人力を加えないと進まないのはなあ・・・。

自分はリコーダー演奏ロボットを作りましたっけ、あれも今思えば(当時からそう思ってたけど)仕組みとしては何の変哲もないシーケンス制御で、音が出るから目立っただけですね。魚ロボットとかスターリングエンジンとか自立歩行ロボットの方がよっぽど凄かったですよ。

アンサンブル・イベドン 第2回演奏会

その後急いで三田線に乗って小山台会館へ。東工大オケの先輩たちが出演する木管五重奏(等)の演奏会があったのです。

いやはや、来てよかったです、というのもこれを聴くまで木管五重奏の曲を演奏する気力が殆どなかったのですが、これを聴いて「自分もやらねば!」という活力がわいてきました。ありがとう先輩たち。ヒンデミットは難しい曲だけど良い曲だとやっとわかりました。

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