靖国神社について自分も書いておこう・・・と数日間思っていたのですが、今日のTVタックルを見たら(それだけじゃないですけど)頭の中で整理がつかなくなってしまいました。やはり19歳の理工系学生が語るには重過ぎるテーマだったようです。
とにかく自分が現段階で思うのは、一国の官房長官だろうが総理大臣だろうが靖国神社に参拝するのは構わないんじゃないかということ。ただ詣でるならきちんと神社の習わしに従って、「二拝二拍手一拝」ときちんと拝礼すべきでしょう・・・まあ「そんなに堅苦しくなくても良い」って意見もあるようなのであまり細かく気にしなくても良いかもしれませんが。日本の一国民として、先祖に敬意を払うのは当然のことでしょう。一般兵だろうとA級戦犯だろうと、戦争についての責任があったとしてもなかったとしても、死んで半世紀も過ぎた人間にそこまで詰め寄る必要があるんでしょうか?
そしてこれだけは声を大にして言いたい。靖国に行くのに、韓国や中国の意見を伺う必要は、全くない!
神社に参拝するというのは、宗教という枠組みを超えた日本の文化であって、また死者に敬意を表すのは歴史を作り上げたことへの感謝と安らかに眠って欲しいと言う鎮魂の意である。他国の文化に政治家が口を出すのはお門違いであり、それを外交政治の道具に使うなど言語道断ではないか、と考える。
日本では、どんなに酷い奴でも、死んでしまえば肉体も魂も自然に変えると考え、死者にむち打つようなことはしない。「水に流す」という言葉があるように、過去の遺恨を長く引きずるような文化ではなかった。対して中国では、恨みは何百何千年経っても消えることがないらしい。南宋の宰相であった秦檜は売国奴とされ、死してから800年以上立った今でも、 石像につばを吐きかける習慣があると言う。死んでも何百年も恨むから、恨みつらつらのA級戦犯を祀る靖国に行くなというのだろう。
そして靖国神社の参拝は「軍国主義の復活」とか言ってる。 今でも徴兵制度を敷いて、俳優でも歌手でも2年間兵役に就かなければならないのは大願民国ではないか。軍備を増強して、東シナ海の日本の領海を侵したり、チベットを侵略したり、カシミール地方でインド・パキスタンとにらみ合ってるのは他ならない中華人民共和国ではないのか。それらが全て悪いとは言わない(いや中国のは到底許される行為ではないが)、しかし自分のことを棚に上げて、日本の国防についてとやかく言われる筋合いはない。
ここまで言ってすっきりしました。多少文に食い違いがあるかもしれませんがあまり気にしないで下さい。