前回の演奏会でエキストラ出演した毘沙門天管弦楽団、2月24日の演奏会は団員として出演してきました。
毘沙門天管弦楽団 第55回演奏会
- 日時
- 2019年2月24日(日) 開場13:30 開演14:00
- 会場
- 調布市グリーンホール 大ホール
- 曲目
- フランツ・シューベルト /劇付随音楽「キプロスの王女ロザムンデ」Op. 26, D797 序曲
- ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン / 交響曲第7番イ長調 作品92
- (アンコール)フランツ・シューベルト /劇付随音楽「キプロスの王女ロザムンデ」Op. 26, D797 No.5 第3幕間奏曲 アンダンティーノ
- ヴァイオリン独奏
- 西原生由理
- 指揮
- 横山俊充
- 入場料
- 1000円 全席自由
団員になって初っ端から、コンチェルトでのファゴット1stを担当するという大役を得ました。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は演奏経験がありましたが(東工大オケ#136 2007-05-26、東京ガルテンシュタット#56 2009-01-24)、サン=サーンスの第3番はオケの各楽器(特に木管楽器)の掛け合いや絡み合いがより複雑で、合奏で独奏と合わせるだけでも一苦労という曲。複雑だからといって現代的な響きかというとそうではなく、サン=サーンスらしい情熱とスマートさを兼ね備えた音楽の響きです。
本番当日は「よっしゃいい音楽を作るで!歌いまくるで!」と意気込んだものの、第1楽章のわりと最初の方で入るタイミングを間違えてしまい(出した音が和音的に不自然ではなかったのは不幸中の幸い)、すぐさま「楽譜通りきっちり演奏しよう」と方針転換。あんまり攻撃的な演奏はできませんでしたが、そこそこ力を発揮できた演奏になった、かなあと思います。
全ベートーヴェン交響曲では10ヶ月ぶり、第7番ははじめての演奏。ファゴット2ndもわりと活躍する場面が多いこの曲でしたが、それらを楽しんで演奏できたかというと…どうでしょう。個人的には楽しく演奏できてたと思うのですが、個々の箇所ではミスがありましたし、もっとよく演奏できたのじゃないかと思います。前回よりは演奏は楽しかったです。
演奏面以外でいうと、折角ソリストを呼んでヴァイオリン協奏曲を演奏したので、もっと多くの人に聞いてほしかったなと思います。定員1307名の客席に400人代の集客だと、舞台から見てちょっとさみしい気もしました。